BBS RSをリバレル加工で17→18インチ化+フルポリッシュカスタム
2022年7月2日
リム交換リバレル加工率の高いホイール筆頭のBBS RSです。今回はリム交換で17→18インチ化（17インチから18インチへインチアップ）と、フルポリッシュカスタムご希望で大阪府よりご依頼いただきました。
リバレルリムは、早い時で1ヵ月程、遅い時だと3ヵ月、それ以上の事もザラに多くありますので、最初にリバレルリムを発注し、入荷までの間に出来る作業を進めておきます。
リムはインチアップのため、アウターもインナーも交換ですので、ディスクのポリッシュ作業を進めておきます。
まずは元の塗装を剥離し、ブラスト研磨後に、エアーツールを使いながらほぼ手磨きで下地研磨を施していきます。
一番最初のこの下地研磨が仕上がりに直結する一番重要な作業で、時間もトータルの半分以上がこの作業になります。
下地研磨後にバレル粗研磨へ投入し、最後にバレル仕上げ研磨にかけます。
一番最初の下地研磨の作業がしっかり施されていれば、各工程1発でここまで光ります。
（＊6角キャップは別の物が付いています）
ポリッシュ後のクリアー塗装有無が任意でご自由に選択出来ます。
ポリッシュの鏡面感重視であればクリアー無し、メンテナンス性重視であればクリアー有り、と言う選択基準になるかと思います。
今回はクリアー塗装有りご希望なので、クリアーをパウダーコートします。
6角キャップはブラッシュドご希望でしたので、ブラッシュド加工後にクリアーをパウダーコートします。
ピアスボルトは元々がクロームメッキで、洗浄で綺麗になればそれでOKですが、錆は洗浄をしてもそのまま残りますので、錆もあり全て綺麗にされたい場合は再メッキとなります。
今回は再メッキご希望なので、再メッキ後にクリアーをパウダーコートします。
再メッキをした物は保護目的で無条件でクリアーを塗装しています。
リバレルリムの入荷です。
リバレルリムのアウターは、バフ磨きの状態で入荷しますので、そのままでも使えますが、多少擦れやバフ目等はありますので、自社にてバレル仕上げ研磨にかけ、綺麗な鏡面ポリッシュにします。
アウターリムはクリアー無しご希望なのでこれで完成です。
インナーリムは素地無垢の状態で入荷します。
素地の無垢はザラっとしており、裏なのでこのままでも良いかもしれませんが、塗膜を付けてツルっとさせた方が汚れが付き難くなるので、何かしら塗膜は付けた方が良いです。
インナーはブラックをご希望される方が多いですが、今回はクリアーご希望でしたので、洗浄後にクリアーをパウダーコートします。
後は組付けて完成となります。
