OZフッツーラ18インチのディスク再塗装+リバレルリム組付け
入庫するフッツーラはほぼ全てリム交換リバレルじゃないかな?と感じる程リム交換が多く、大体常に入庫しています。
今回も、ベースホイールとしてOZフッツーラ18インチのディスクのみをお預かりして、栃木県よりご依頼いただきました。
リバレルリムは全て海外発注で、物やサイズにより早ければ1〜1.5ヵ月程、遅ければ3ヵ月程、それ以上の事もあります。
特にコロナが流行しだして以降は遅れる傾向が強いです。
ホイールに限らず海外製品全て同じことが言えると思います。
今回のリムも、サイズがサイズだった事もあり、発注当時は時期生産未定(納期未定)で、最終的に入荷までに9ヵ月かかりました。
過去にも半年程かかった物は多くありますが、9か月は今までありませんでした。
その間にも円相場も変わりますし、今は特に円安が酷いので、リバレルリムも一時より高くなっています。
さて、作業に関してですが、ディスク、プレートはシルバーで再塗装にしますので、元の塗装を剥離、ブラスト研磨で素地を整えてます。
1コート目にシルバーをパウダーコートします。
焼き付けて一旦硬化させてからクリアーをオーバーコートします。
プレートのOZの凹文字は黒にするので、文字に黒入れてからクリアーをオーバーコートします。
発注から9ヵ月経ってようやくリバレルリムの入荷です。
インナーリムはブラックにします。
リバレルリムのインナーは素地無垢の状態なので、脱脂洗浄後にブラックをパウダーコートします。
アウターリムはポリッシュの状態で入荷なので、そのままでも使えますが、多少バフ目等はあるので、自社でバレル仕上げ研磨にかけ、綺麗な鏡面ポリッシュにします。
今回は、鏡面の輝き重視でクリアー無しご希望なので、これで完成です。
後は組付けをして完成となります。
ピアスボルトは再メッキ加工してあります。
リアのアウターは7.5インチもあるので、斜めにするとディスクが見えなくなるくらい深いです。
アウターリムはクリアーレスなので、無垢の鏡面で映り込みが正に鏡です。
リムシールは、OZ純正と同じクリアーシールにプリント文字で製作しています。