曲がり修正不能で22/20インチFORGIATOをリム交換+ディスク塗装
当初は22インチと20インチ各1本づつの曲がり修正で宮城県より入庫いただきましたが、曲がりが修正不能レベルでしたので、リム交換へ変更となりました。
22インチと20インチ各1本ですが、リバレルリムとフランジ形状を統一させるために4本リム交換になり、加えてディスクをポリッシュからグロスブラック塗装へ変更する事となりました。
リバレルリム発注を先に済ませ、入庫までの間に他の作業を進めておきます。
ディスクは元々がポリッシュの無垢でしたので、ブラスト研磨で肌を整えてからグロスブラックをパウダーコートします。
ソリッドカラーなので、この1コート完成でも良いのですが、クリアーをオーバーコートする事により、擦れ傷防止とさらなる深みのある黒になりますので、クリアーをオーバーコートします。
焼き付けて硬化後にクリアーをオーバーコートします。
リバレルリムですが、メインで発注をするアメリカでは22インチが次期生産予定無しで納期未定との事で、完成はいつになっても構わないという事だったので、半年経過してもまだ未定で先が読めませんでしたので、改めて発注国を変えて発注し直しにしました。
再発注当初は納期1.5ヵ月程との事でしたが、結局延びに延びて3ヵ月程経ってようやく入荷しました。
結局トータルで9ヵ月程かかった事になります。
納期の目安が全然目安じゃない事は海外相手だと結構ザラにあります。
アウターリムはポリッシュご希望で、リバレルリムのアウターはポリッシュで入荷するので、そのままでも使えるには使えますが、擦れ跡等はあるので、自社で磨き直しで、綺麗な鏡面ポリッシュにしてからクリアーをパウダーコートします。
最後に組付けをして完成となります。