アルミホイールの曲がり/割れ/削れ/欠け/傷/錆/凹みなどでお困りの方へ! アルミホイール修理・塗装のことなら私たちにお任せください! 確かな技術と安心の価格でサービスをご提供いたします。

ビルボリバージュ14インチをブラッシュド+色分けキャンディー塗装

2022年9月23日
ビルボリバージュの14インチホイールです。

40年前のホイールで、いつかの段階でカスタムリメイクされていて、それも色褪せが目立ってきたため、リフレッシュを兼ねてブラッシュド+キャンディーでカスタムリメイクご希望で、神奈川県よりご依頼いただきました。



仕上げイメージは、インナーリムとウインドウ(スポーク間)はブラック、スポーク表面はブラッシュド+キャンディーゴールド、リムはブラッシュド+キャンディーレッドにします。

まずは元の塗装を剥離し、ブラスト研磨で素地を整えます。



インナーとウインドウの黒を先に塗装しますので、一旦ブラックでパウダーコートします。



焼き付けてブラックを硬化させます。



次にスポーク天面を決めていきますので、スポーク天面のブラックを剥ぎ落しながらブラッシュドに加工をします。



スポーク天面はキャンディーゴールドにするので、余計な部分になるべく電着しないようにスポーク天面重点にキャンディーゴールドをパウダーコートします。

ブラックの面にもかるくキャンディーゴールドが電着していますが、キャンディーは当然ですが透過性があり、尚且つブラックより薄いので、ブラック+キャンディーゴールドとなっても、ブラックはほぼゴールドの影響は受けません。



焼き付けてキャンディーゴールドを硬化させます。



次にホイール側面とアウターリムのブラックを剥ぎ落しながらブラッシュドに加工をします。



リムとホイール側面はキャンディーレッドにするので、キャンディーレッドをパウダーコートします。

この時、ブラックも面もスポーク表面のキャンディーゴールドの面にもキャンディーレッドが電着しますが、ブラックの面はキャンディーゴールドの時と同様ほぼキャンディーレッドの影響は受けませんが、スポーク表面のキャンディーゴールドの面はまともに影響を受けるので、キャンディーレッド電着後に、スポーク表面のキャンディーレッドを吸い取ったり拭き取ったりします。



焼き付けてキャンディーレッド硬化させます。



最後にクリアーを丸塗ります。



もう一度焼き付けて、全行程で4コートからなるパウダーコート色分け完成です。