軽い腐食/白ボケのBOYDSホイールをバレル研磨で再ポリッシュ加工
元々は無垢のポリッシュ仕上げなので、軽い腐食、白ボケしており、これを新品時のような綺麗なポリッシュにオーバーホールご希望で北海道よりご依頼いただきました。
ポリッシュにクリアー塗装仕上げの場合は、クリアー膜の下に水分が入り込み、それが白錆びとなり、アルミ素地を浸食しますが、クリアー無しのタイプは、保護膜のクリアーが無い分、軽い腐食や酸化白ボケはしますが、クリアー塗装仕上げのタイプのような白錆び浸食は無いので、クリアー塗装仕上げのポリッシュタイプに比べると、深刻なダメージが少ない物が多いです。
今回も仕上がりにまで影響をきたす程のダメージは無かったので、まずはブラスト研磨で、焼けや汚れを除去します。
このままいきなりバレル研磨にかけても、鈍いポリッシュにしかなりませんので、バレル研磨にかける前に、エアーツールを駆使し、手磨きで下地研磨を施します。
下地研磨後にバレル粗研磨を掛けます。
最後にバレル仕上げ研磨にかけて再ポリッシュ加工完成です。
下地研磨が十分成されていれば、各工程1回でここまで光ります。