6穴ホイールTE37SBをフルポリッシュ加工+スモーククリアー塗装
現状メーカー純正のガンメタ塗装から、バレル研磨でのフルポリッシュ加工+スモーククリアー塗装へカスタムご希望で、栃木県よりご依頼いただきました。
まずは元の塗装を剥離し、ブラスト研磨します。
ここからバレル研磨にかける前に、エアーツールを使いながら素地を手磨きで砂肌を平滑に削り落とします。
その後ペーパー番手を順に細かい番手まで下地研磨を施してからバレル粗研磨にかけます。
スポークにマシニング彫文字ありますが、彫が浅いので下地研磨の時点で中途半端に消えかけます。
なので、だったら削り落として無くして欲しいというご要望でしたので、下地研磨と同時にマシニング彫文字を削り落とします。
途中経過の画像がありませんが、下地研磨後にバレル粗研磨にかけ、最後にバレル仕上げ研磨にかけます。
最初の段階の下地研磨さえしっかり施されていれば、各工程1発でここまで光ります。
材質も純国産鍛造なので、鏡面の光り方は申し分ありません。
トップコートを塗装するのが勿体無い位の鏡面になりましたが、今回はスモーククリアーご希望なので、スモーククリアーをパウダーコートします。
スモーククリアーは濃淡数種類ありますが、今回は濃淡中間程度の、キャンディーTinted Clear Darkを選択されました。
キャンディーTinted Clear Darkをパウダーコートします。
スモーククリアーもクリアーなので、この1コート完成でもOKですが、さらにクリアーをオーバーコートします。
キャンディー系にクリアーをオーバーコートする事により、さらなる塗膜の深みを感じられます。
焼付けスモーククリアー硬化後にクリアーをオーバーコートです。
もう一度焼き付けて完成です。
センターキャップはスモーク系では一番濃いタイプのリキッドスモークにしました。