BBS RSのディスクをポリッシュ加工+キャンディースモーク塗装
今回は、リムはアウターもインナーもグロスブラックへ、ディスクはポリッシュ加工ベースにキャンディースモーククリアー塗装でのカスタムご希望で、栃木県よりご依頼いただきました。
リムはアウターもインナーもグロスブラック塗装なので、元の塗装を剥離し、回転研磨で素地を整えてからグロスブラックをパウダーコートします。
グロスブラックは1コートでも光沢良いので1コート完成でも良いですが、耐擦性アップの目的でクリアーをオーバーコートします。
グロスブラックにクリアーをオーバーコートすると、さらなる濃厚な深い光沢感になります。
焼付け硬化後にクリアーをオーバーコートします。
ピアスボルトもグロスブラックご希望なので、ブラスト処理後にグロスブラックをパウダーコートします。
ディスク、ワッフルプレート、6角キャップは同じ仕上げで、ポリッシュ加工ベースにキャンディースモーククリアー塗装します。
ディスクのポリッシュ加工はバレル研磨機にかけて行いますが、塗装を剥離してそのままバレル研磨にかけても綺麗なポリッシュになる訳ではありません。
元の塗装を剥離し、ブラスト研磨後にエアーツールを使いながら下地研磨後にバレル粗研磨にかけ、最後にバレル仕上げ研磨にかけます。
手作業による下地研磨が重要な作業で、この作業がしっかり施されていれば、以降の工程は各1発でここまで光ります。
キャンディースモーククリアー塗装は濃淡数種類ありますが、濃過ぎず薄過ぎずと言う意味では一番リクエストが多いのがキャンディーTinted Clear Darkで、今回もこのスモークを選択されました。
ディスク、ワッフルプレート、6角キャップをキャンディーTinted Clear Darkでパウダーコートします。
キャンディースモーク系クリアー塗装もクリアーなので、この1コートだけで良いですが、クリアーをオーバーコートする事で、深い艶感が得られますので、当社ではキャンディー系に対してもクリアーをオーバーコートしています。
焼付け硬化後にクリアーをオーバーコートします。
後は組付けをして完成となります。