SSRドリドリメッシュ15インチ6本をリム交換+ディスク色変え塗装
今回はリム交換リバレル加工と併せてディスクをカッパー系へ色変え塗装で東京都よりご依頼いただきました。
4本ではなく6本でご依頼です。
リバレルリムは、入荷までに平均3ヵ月前後かかりますので、先に発注し、入荷までに出来る作業を進めていきます。
今回は、アウターリムもインナーリムも交換するので、ディスクの塗装を進めておきます。
元の塗装を剥離、ブラスト処理後に今回選択いただいたレーザーカッパーをパウダーコートします。
焼付け硬化後にクリアーをオーバーコート、もう一度焼き付けてディスクのレーザーカッパー塗装完了です。
今回も3ヵ月程でリバレルリム入荷です。
リバレルリムのアウターはポリッシュの状態で入荷しますので、ポリッシュご希望の場合はそのままでも良いと言えば良いのですが、多少擦れ跡等はあるので、自社で磨き直して綺麗な鏡面にしています。
ポリッシュ後のクリアー塗装有無は任意で選択していただけます。
おおまかな判断基準としては、鏡面の輝き重視はクリアー塗装無し、メンテナンス性重視はクリアー有り、と言う感じになります。
ただし、クリアー塗装無しは保護膜となるクリアー膜が無いので、徐々に酸化により白濁りしてきます。
酸化白濁りはDIY手磨きで解消出来ますので、定期的にメンテナンスをしながら維持していく必要があります。
一方クリアー塗装有りは、クリアーが保護膜となるので、酸化白濁りはしませんが、鏡面無垢の状態に比べると2割程輝き感が引けます。
また、いずれクリアーの下に水分が混入し、それが白ミミズ錆となります。
白ミミズ錆びは、クリアーを剥離し素地を磨かなければ除去になりませんので、DIY処理は出来ません。
以上のように、ポリッシュに対するクリアー塗装有無はどちらも一長一短あります。
今回はクリアー塗装有りご希望なので、クリアーをパウダーコートします。
リバレルリムのインナーは素地無垢の状態で入荷しますので、何かしら塗膜は付けた方が以降の維持が楽になります。
今回は、インナーで一番リクエストの多いブラックご希望でしたので、脱脂洗浄後にブラックをパウダーコートします。
最後に組付けをして完成となります。
ピアスボルトは、代替えのクロームメッキ品に交換しています。