ブラバスモノブロックYの23インチをブラッシュドキャンディー塗装
ブラッシュド+キャンディー塗装でのカスタムご希望で、群馬県よりご依頼いただきました。
一気にブラッシュド加工完了画像になりますが、このデザインのブラッシュドは高難度で手間も多いです。
まず元の塗装を剥離、ブラスト研磨後に、エアーツールを駆使しながらすべて手作業フリーハンドでブラッシュド目を入れていきます。
ブラッシュドには、ウインドウ(スポーク間)はブラッシュド以外の処理に、天面はブラッシュドにする2Dブラッシュドと、ウインドウもブラッシュドにする3Dブラッシュドとがあり、今回は3Dブラッシュドご希望です。
キャンディーはスモーク・ブラック系の中では一番濃い(暗い)タイプのリキッドスモークと言うキャンディーを使います。
キャンディーリキッドスモークをパウダーコートします。
キャンディーもカラークリアーなので、特段クリアー上塗りは必要無いのかもしれませんが、当社ではキャンディーに対してもクリアーオーバーコートを行っております。
キャンディーにクリアーをオーバーコートする事により、さらに濃厚で深みのある膜厚な光沢になります。
焼き付けリキッドスモークを硬化後にクリアーをオーバーコートします。
もう一度焼き付けて完成となります。
センターキャップは土台プラ製に表面に極薄のアルミ貼り付けのため、ブラッシュドやパウダーコートは出来ませんので、ベースをそのまま使い溶剤キャンディー塗装にしています。
リムにある金属のプレートはホイールと同じくパウダーコート出来ますが、リキッドスモークですと濃いので、文字が分からなくなるため、センターキャップと同じく溶剤キャンディー塗装で濃さを調整して塗装しています。