BBS LMの19インチホイールをバレル研磨でオールポリッシュ加工
現状DS-SLDからリムもディスクもオールポリッシュ加工ご希望で、福岡県よりご依頼いただきました。
入庫が異常に多く、ずっとバタバタでして作業工程の画像撮り忘れています・・・。
ディスクのポリッシュはバレル研磨で行い、ウインドウ(メッシュ間)も鏡面にするか、鏡面程じゃなくても良いかで、2Dポリッシュ/3Dポリッシュで分かれ、費用も2Dより3Dの方が高くなります
バレル研磨に掛ける前に手作業による下地研磨を施しますが、表面は無条件で下地研磨を施しますが、ウインドウ内はご予算や見せ方により下地研磨を施すか施さないかが変わります。
今回はウインドウも鏡面にとご希望でしたので、ウインドウも全て下地研磨を施してからバレル研磨に掛けます。
この下地研磨の良し悪しが仕上がりにそのまま直結する重要な作業で、全行程時間の多くをこの段階が占めます。
下地研磨さえしっかり程されていれば、その後のバレル粗研磨、バレル仕上げ研磨も1回で済みます。
リムに関しては、回転研磨で7〜8割程までポリッシュに仕上げ、最後の鏡面感アップの目的でバレル仕上げ研磨に掛けます。
インナーは、装着後は表側のように洗えないので、汚れなどが目立たないようにブラックをご希望される方が多いですが、今回はインナーも鏡面仕上げご希望です。
ポリッシュに対してのクリアー塗装有無は任意で選択いただけます。
判断基準としては、鏡面感重視はクリアー塗装無し、メンテナンス性重視はクリアー有り、と言う感じになります。
ただし、クリアー塗装無しは保護膜(クリアー膜)が無いので、徐々に酸化により白濁りしてきます。
酸化白濁りはDIY手磨きで解消にはなりますが、定期的にメンテナンスをしながら維持していく必要があります。
一方クリアー塗装有りは、クリアーが保護膜となるので、酸化白濁りはしませんが、鏡面無垢の状態に比べると2割程輝き感が引けます。
また、いずれクリアーの下に水分が混入し、それが白錆となります。
白錆は、クリアーを剥離し素地を磨かなければ除去になりませんので、DIY処理は出来ません。
以上のように、ポリッシュに対するクリアー塗装有無はどちらも一長一短あります。
今回は、リムもディスクも全て鏡面感重視でクリアー塗装無しご希望です。
ピアスボルトは元々がクロームで、クロームを透かせてキャンディーゴールド塗装でゴールドメッキ調にしています。
完成画像です。
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