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OZぺガソ17インチをリバレル18インチ化+ディスクブラッシュド加工

2024年9月21日
OZぺガソの17インチホイールです。

リム交換リバレル加工でステップ幅が1インチ分広いダブルステップリムに交換で18インチ化と、ディスクのブラッシュド加工ご希望で北海道よりご依頼いただきました。



リバレルリムは、入荷までに平均3ヶ月程かかりますので、先に発注し、入荷までに他の出来る作業を進めておきます。

今回リムはアウターもインナーも交換ですので、ディスクのブラッシュド加工を進めておきます。

元の塗装を剥離、ブラスト研磨後に、エアーツールを使いながら全て手作業フリーハンドでブラッシュド目を入れていきます。

ブラッシュドは、ウインドウ(スポーク間)もブラッシュドにする3Dと、ウインドウはブラッシュドにせずに他の処理にする2Dとがあり、今回は3Dでご希望です。




トップコートはクリアー仕上げご希望なので、クリアーをパウダーコートします。



17→18ダブルステップリム入荷です。




インナーはブラックご希望なので、脱脂洗浄後にブラックをパウダーコートします。




アウターはポリッシュご希望です。

リバレルリムのアウターはポリッシュの状態で入荷するので、そのままでも使えますが、多少は擦れ跡やバフ目等ありますので、自社で磨き直しています。

ポリッシュのクリアー塗装有無は任意で選択となります。

鏡面感重視はクリアー塗装無し、メンテナンス性重視はクリアー塗装有り、と言う感じになります。

ただし、クリアー塗装無しは保護膜(クリアー膜)が無いので、徐々に酸化により白濁りしてきます。

酸化白濁りはDIY手磨きで解消にはなりますが、定期的にメンテナンスをしながら維持していく必要があります。

一方クリアー塗装有りは、クリアーが保護膜となるので、酸化白濁りはしませんが、クリアー塗装無しの無垢の状態に比べると2割程輝き感が引けます。

また、いずれクリアーの下に水分が混入し、それが白錆となります。

白錆は、クリアーを剥離し素地を磨かなければ除去になりませんので、DIY処理は出来ません。

以上のように、ポリッシュに対するクリアー塗装有無はどちらも一長一短あります。

今回は、クリアー塗装ご希望でしたので、クリアーをパウダーコートします。





最後に組付けをして完成となります。








センターキャップは別モデルの物が無理矢理付いていましたので、ぺガソ純正と同じく、薄アルミ板のをCリングで固定する仕様で制作してあります。