アルミホイールの曲がり/割れ/削れ/欠け/傷/錆/凹みなどでお困りの方へ! アルミホイール修理・塗装のことなら私たちにお任せください! 確かな技術と安心の価格でサービスをご提供いたします。

ニスモLM GT1の18インチをリム交換リバレルフルオーバーホール

2024年12月28日
NISMO(ニスモ) LM GT1の18インチホイールです。

ディスク再塗装等フルオーバーホールと併せてリム交換リバレルご希望で東京都よりご依頼いただきました。



リバレルリムは発注から入荷までに3ヶ月程かかりますので、先にリムを発注し、入荷までに他の作業を進めておきます。

今回リムはアウターもインナーも交換しますので、ディスクの作業を進めていきます。

塗装を剥離、ブラスト処理後にシルバーをパウダーコートします。


焼き付け硬化後にセンターを切削加工します。


最後にクリアーをパウダーコートします。



リバレルリムの入荷です。




元々純正はアウターリムとインナーリムが別々の3Pですが、リバレルする事で純正リムではなくなり、何かしらリスクが出る事を予防するために、アウターリムとインナーリムを溶接にします。

リム溶接は専用の自動溶接機で行いますので、溶接跡も均一で綺麗に仕上がります。



インナーはブラックご希望ですので、ブラックをパウダーコートします。



アウターはポリッシュにしますが、クリアーの有無は選択出来ます。

鏡面の輝き重視はクリアー塗装無し、メンテナンス性重視はクリアー有り、と言う感じになります。

ただし、クリアー塗装無しは保護膜となるクリアー膜が無いので、徐々に酸化により白濁りしてきます。

酸化白濁りはDIY手磨きで解消にはなりますが、定期的にメンテナンスをしながら維持していく必要があります。

一方クリアー塗装有りは、クリアーが保護膜となるので、酸化白濁りはしませんが、鏡面無垢の状態に比べると2割程輝き感が引けます。

また、いずれクリアーの下に水分が混入し、それが白錆となります。

白錆は、クリアーを剥離し素地を磨かなければ除去になりませんので、DIY処理は出来ません。

以上のように、ポリッシュに対するクリアー塗装有無はどちらも一長一短あります。

今回は鏡面感重視でクリアー塗装無しになりました。

あとは組付けをして完成となります。

スポークステッカーは旧ロゴで複製しております。