BBS RS フルO/H修理 ハイパーシルバー(DSK)仕上げ
ホンダバモスに履かせるホイールです
経年劣化でリム白錆び、ディスク塗装浮きは見られますが
変な修理歴もなく、そういう面では状態は良いです。
これを新品同様にします。
まずは分解し、各パーツごとに作業を進めます。
バラバラにするとこれだけのパーツ群になります。
アウターリムとインナーリムはベース作りで研磨します
センターキャッププレート、6角キャップも剥離、ブラスト処理します
ディスクの画像忘れましたが・・・、ディスクも剥離、ブラスト処理します
アウター/インナーリムの側面はシルバーでパウダーコート
アウターリム表面は本来はダイヤモンドカットですのでオリジナル同様に
ダイヤモンドカット仕上げにしたいところですが
RSのリムは肉薄で、切削時の共振、強度低下とリスクを伴いますので
通常のバフ研磨仕上げにしました
ディスクカラーはお客様のご希望でDSK仕上げですので
ベースのグレーをパウダーコートします
このベースを透かしつつ、ハイパーシルバー膜を乗せます
6角キャップの元々はダイヤモンドカットとシルバー塗装のツートンになっていますが、パーツのダイヤモンドカット加工は不可なのと、以降の耐久性を考慮し、
当社ではポリッシュ近似のハイパーシルバーで仕上げます
元々のピアスボルト&ナットは錆びの侵攻が激しく、赤錆にもなっている
物も多く、再メッキは可能ですが、コストがかなりかかってしまします。
なので、新品の社外ピアスボルトに交換します。
BBSの刻印は入っていませんが、そういう目で見ない限り
一見はわからないでしょう。
各パーツを組み立てようやく完成です
RSはパーツ群が多く、作業も時間がかかりますが
完成を見ると苦労も忘れちゃいます