32GTR サビによりパネルが剥がれ落ちたリア廻り作成修理依頼
サビ腐食によりかなりの損傷。パネルが剥がれ落ちてしまっています。
新品パネルを使用して交換修理といきたいところですが、新品パネルは既に生産終了している為手に入りませんので、平鉄板から切り出し作成していきます。
まずは左側のリアフェンダー修理。サビて弱っている部分をカットしタイヤハウスから作成開始。
分割にてインナーハウス作成溶接。1本物での作成も可能ですが、今回は少し形が複雑な為分割にて作成しています。
次にアウターパネル。タイヤアーチを先に作成し外板パネルを溶接と2分割に作成溶接。
2工程にした理由は、タイヤアーチを先に作成しタイヤをつけてリフトから降ろし面を合わせて仮溶接してから外板パネルをそれに合わせて溶接した方が形が作りやすいのと、タイヤアーチのアールと外板パネルを一気に作成する事ができない為です。
リアフェンダーが完成したのでサイドステップの作成に入っていきます。
サイドステップとフロアーがサビで剥がれてしまっていましたので、まずはフロアーから修理。
サイドステップのインナーにフロアーがくっついているのでサビたフロアーの端をカットしパネルを作成してインナーと溶接。
次にアウターパネルを作成し溶接しました。
これで左側のパネル作成修理完了。
右側の修理に入っていきます