突然冷却水が逆流し噴き出した 日産Z33のヒーターコア詰まり清掃修理
一度冷却水を補充して再度噴き出して来るのか検証。
暖機運転をし水温を上げて放置。エンジンを止めてしばらくすると…冷却水が逆流?して噴き出して来ました。
ラジエーターのアッパーとロアーのホースを触ってみるとロアー側の温度が上がっておらず、原因はサーモスタットの故障⁇がまず考えられました。
他にも考えられるのはヒーターコアの詰まりによる不具合。
初めに目に見えて判断がしやすいヒーターコアの詰まりを確認。ヒーターコアの出入口のホースを外し片方に水道ホースを繋ぎ水を入れていきます。
出口からは水がかろうじて少しずつ出る程度。。まずはこちらの修理をしなければなりましれませんね。
冷却水にはクーラントと水を割ったものを使用するのが一般的だと思いますので水道水に含まれるカルキがヒーターコア内に付着し詰まると言う事も稀に。。
そしてこちらの車両には漏れ留め剤も入っていましたので、詰まりかけの内部に漏れ留め剤が付着し最終的に詰まりとなった可能性も少なからずあるかもしれませんね。
修理方法としてはヒーターユニット交換することで早期修理完了しますが、部品代に工賃と考えるとかなりの費用がかかります。
今回は清掃にて修理してみます。まずはエアーを入れて詰まりが少しでも解消出来るか?やってみた所汚れた冷却水が出て来て少し詰まりが解消することに成功。
次に市販のカルキ洗浄剤をコア内に循環させて半日放置し分解してくれる事に期待。
最後に水道ホースを繋いで詰まり解消したか確認。見事に詰まりが解消し勢いよく出口から水が出る様になりました。
全て組み付け冷却水を入れて最終確認。噴き出す事もなく修理完了となりました。
今回は洗浄にて修理出来ましたが、全てこの方法にて修理出来るとは限りませんのでご注意を。
施工依頼ありがとうございました。