車のボディ色はどうやって作る? 塗料の調色のお話です♪
僕ら塗装屋にとっては当たり前の事
修理した車体に塗る塗料は
どうなってる?どうしてる?
基本的に車には純正色の
色番号が決まっているのですが
その色番号の塗料を在庫して小分けで
必要量を使って塗装してる訳では
ないんです。
原色と言われる濃度や荒さの違う
塗料を混ぜて合わせてその都度
必要量を秤に乗せて作ります。
専用の端末に色番号を打ち込んで
同じ色番号でも数種類、
中には数十種あるデータの中から
実際に近いものを選択して
指定の原色を指定の量で調合。
出来上がった塗料を
小さなプレートに試し塗りして
色味を調整していきます。
サクッと出来上がる場合もあれば
2時間以上かかる場合もあり
基本的な修理以上に気を使います。
いくら綺麗にパネルを板金できても
色が違うと台無しですね。
という調色のお話しでした笑
ちなみにオールペンの場合は
希望をお聞きして数種類を作り
その中から近い物を選びそれを
更に希望に寄せて配合を変えて
理想のボディカラーを探って
やっと塗装となります。
悩みますが楽しい時間でもあります♪