冬タイヤ交換作業の注意点「ホイールナット締め付け具合を再点検」
今の所、ご近所さんを含めて数件しか冬タイヤ交換作業をしていません。やはり皆さん、雪が積もってから交換するという方が多いような気がします。
何せ、昨今は冬タイヤ(スタッドレスタイヤ)の価格も高いですから、なるべく減らしたくないですよね。お気持ち解ります。
そんな冬タイヤ交換作業について、注意点があるので、、、ご自身で冬タイヤ交換作業をされる方は、お気を付けください。
何故このようなお話しをするかと言うと、、、本日、お客様より『発進する時とブレーキを強めに踏んだ時に、下回りからカコンカコンと異音がするので、ちょっと見て欲しい』とのご連絡をいただいた事が関係しています。
こちらのお車を見てみる為に来店してもらい、試乗点検させていただいた所、確かに異音が聞こえます。
足回り、エンジンマウント、マフラーなどを確認してみましたが、、、これという異音原因の発見は無く・・・他には、ロアアームやタイロットのブッシュ劣化とかかな?など、原因として考えられる事を挙げていってみました。
そして、『そういえば、、、点検の為にタイヤ・ホイールを押して揺らしたりした時、ちょっとガタついてる気もしたな?』と思い、ホイールナットをトルクレンチで締めてみると・・・締め方が意外と緩かった事が判りました。
ホイールナットをトルクレンチでしっかり締めた後、再度、走行(試乗点検)してみると、、、なんと、異音が消えました!
異音原因は、ホイールナットが緩んでいた為だったようです。
念のため異音原因はこれで間違い無いかどうか?を照らし合わせる為に、オーナーさんに以下の点を確認してみました。
Q.いつ頃から異音が聞こえ始めたのですか?
A.11月中頃かな?
Q.冬タイヤ交換したのはいつですか?
A.同じ位の時期かな?
という事で、異音原因の裏付けも取れたので、無事解決に至りました。
このような事例もあるので、、、ご自身で冬タイヤ交換作業をされる方は、冬タイヤ交換作業後に、ホイールナットの締め付け具合を再点検・再確認ください。
我々も注意しなくてはならない事なので、改めて、冬タイヤ交換作業後に再点検・再確認が必要ですね。
ちなみに、、、当社で冬タイヤ交換作業を行う際は、以下の点検・確認および作業を行っております。
- 交換する冬タイヤ(スタッドレスタイヤ)の、スリップサインまでの残り溝を確認
- 交換する冬タイヤ(スタッドレスタイヤ)の、エアーの抜け具合と適正空気圧点検・確認
- トルクレンチによるホイールナットの締め付け
- 最近は少数ですが、、、進行方向有り冬タイヤ(スタッドレスタイヤ)の確認
また、冬ワイパーをお持ちいただいた際は、ワイパーの付け替えもいたしますので、お声がけください。