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ダイハツタント修理!ラジエーターサポート曲がりを引き出し修正!

2022年3月18日
ダイハツタントの修理ご依頼をいただきました。

今年は雪害レベルの大雪が降り続いた事で、幹線道路上には雪穴も多々発生しました。走行中に、その雪穴にタイヤが落ちた事で、車両の左前側を損傷してしまったそうです。道路状況が良くなるまではそのままの状態で過ごし、最近ようやく道路状況が良くなってきたのでそろそろ修理しようかという事で、当店にご依頼・ご来店くださいました。

まずは修理お見積りの為、お車の状態を確認しようとした所、、、フロントバンパー左側がずいぶんと下がっている事に違和感を感じました。これはおそらく、内部の損傷状態は酷めであると思われます。

そうすると、修理費用は少し掛かってしまいそうなので・・・オーナーさんにご加入されている自動車保険の内容確認をさせていただいた所、車両保険の加入は無いので今回は自費修理という事でした。

そして、、、お任せ修理という事でご依頼をいただきましたので、修理費用を最大限抑えられるように、出来る事・出来ない事から模索して、最善の方法にて対応いたします。





フロントバンパーを取り外してみると、、、ラジエーター下側のラジエーターロアサポートが押されて、ラジエーターサイドサポートが室内側に向かってぐんにゃりと曲がっていました。



またラジエーターサイドサポートは、曲がっているだけではなく、千切れてしまっています。


その為、、、ラジエーターロアサポートは、交換しなければなりません。

しかし、ラジエーターサイドサポートについては、交換となると・・・エアコンコンデンサーやラジエーターの脱着が必要になってしまいますので、修理費用が嵩んでしまいます。。。

そこで、『とりあえず引き出し板金をしてみて、それでラジエーターサイドサポートを80%程度まで復元することができれば、、、エアコンコンデンサーやラジエーターを落ちないように抑えながら、ラジエーターロアサポートの交換ができるはず』という事で、まずは引き出し板金作業を進めていく事にしました。

そして、引き出し板金にてラジエーターサイドサポートの曲がり修正を試みた所、、、見込んでいた80%程度まで復元することができましたので、予定通り、エアコンコンデンサーやラジエーターを落ちないように抑えながら、ラジエーターロアサポートの交換を行います。


無事に修理完了いたしました。運よくといいますか・・・千切れていた事で、引き出し板金が上手くいったのかもしれません。

最後にフロントバンパーを組み付けして、完成です。

施工依頼ありがとうございました。