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他社工場での現行トヨタシエンタ板金塗装の仕上がりが酷く修復修理のご相談

2020年1月26日
今回は、何とも言いようのない複雑な気持ちとなる「現行トヨタシエンタの修復修理」のご相談・ご依頼をお受け致しました。

こちらの現行トヨタシエンタを、少し前に、ご家族の方がどこかの板金塗装工場で修理してもらったそうなのですが、その仕上がりが酷かったようです。今時点では、修理完了してから期間が経ってるのでクレーム対応はしてもらえないだろうという事もありますが、それ以前に『もうあそこでは修理しないし、二度と行かない』という状況のようです。

お話をお聞きすると、おそらく当時それなりの大きな事故修理であったようです。現行トヨタシエンタに車両保険は付けておらず自費修理になる為、『部品交換修理にすると修理費用の負担が大きいので、なんとか板金塗装修理で直してほしい』と言うような事になったものと思われます。

当社にも、そのようなご相談やご依頼が結構多くあります。そのような場合、当社では、可能な限り板金塗装修理で対応させて頂きますが、『修理が完了しても、波・歪みは多少残ってしまう』事はしっかりと伝えた上で、ご納得・ご了承を得てからお引き受けしております。もし、ある程度「完全復活」を望まれている場合には、部品交換修理を勧めております。

この点については、『ご家族の方がどこまで説明を受けて、その(他社)板金塗装工場とどこまで話し合い、板金塗装修理に至ったか?は分からない』との事でした。

最初は『仕方がない』と思って受け入れたようですが、日に日にその仕上がり状態が気に入らなくなってきてしまい、もう少し綺麗な修理をご希望され、当社に修復修理のご相談を頂きました。


現車を確認してみると、その(他社)板金塗装工場では「フロントバンパーから、フロントフェンダー、フロントドア、リアスライドドア、リアフェンダー、リアバンパーまで」を修理しているようです。


その中で確かに、フロントドアからリアスライドドアにかけて、大きな範囲でモヤモヤ・波波・モコモコしており、板金塗装修理の仕上がりとしては酷い状態です。


当て板を使い鉄板を削ってみますと・・・パネル面が低いところ高いところによって、削れてたり削れていなかったりしています。。。これは大変な修復作業になりそうな予感がします(汗)


もう少し削っていきますと・・・状態は最悪でした。。。板金からやり直したいほど酷いです。



パテは全面に入ってしまっているので、ある程度まで削って、どうしようもない所だけを再パテしていこうと考えています。


ここまで削ってもまだパネル面が低いところがあるので、ひとまずサフェーサーで覆い、第二弾の波取りとパテ整形をしていく予定です。


まずはここまでで、次回に続きます。