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インプレッサワゴンWRXのバンパー塗装剥がれ/ヒビ割れ原因点検

2021年2月15日
MT車両が人気のスバルインプレッサスポーツワゴンWRXが入庫です。

フロントバンパーをHITして「塗装割れ」が出来てしまったそうです。その塗装割れを確認した際に、「塗装剥がれ」がある事と「ヒビ割れ」箇所がある事にも気付いたそうで、これらをまとめて直して欲しいというご要望です。

また、このフロントバンパー塗装修理以外にも、修理箇所のご依頼をいただきました。



まずはフロントバンパーの塗装修理から進めていきます。


フロントバンパーを車体から外して、「塗装割れ」「塗装剥がれ」「ヒビ割れ」の症状を点検します。


「色剥がれ」の原因は、過去補修跡が見受けられ・・・過去補修時の密着不良でした。


「ヒビ割れ」箇所は、どのようにひび割れが発生しているか?を調べる為、塗装を削っていき、確認してみます。


すると、一番奥(1番下)の層となる塗装がポロッと剥がれ落ちてきました。


画像では見づらいと思いますが、3層の白塗装がある中で、一番下(1層目)の純正カラー塗装が・・・経年劣化によるものだと思いますが、剥離しています。そして、この純正カラー塗装の上から塗装してある事がよくなかったのか?!サフェーサーの密着不良で剥がれてきたようです。ちなみに、中間(2層目)の塗装は問題無く、一番上(3層目)の塗装が上記でお伝えした「色剥がれ」が起きています。


これは・・・塗装を全部剥がさなければ、負の連鎖は止まらないのかも知れません。。。

という事で、塗装修理の他に、
  • 新品フロントバンパーがあるか?
  • リサイクルフロントバンパーはあるか?
を調べて、計3パターンの見積書を作成し、オーナーさんに連絡しまして、、、割高ではありますが、新品フロントバンパーを取り寄せる事に決定しました。

フロントバンパーの作業は一旦ストップしますが、他ご依頼箇所の修理に取り掛かっていきます。

ではでは。