ベントレーコンチネンタルのバキバキ割れフロントバンパーを修復
先日の入庫時に損傷状態を確認したところ、ほぼ修理不可の状態でしたので、リサイクルパーツや社外エアロバンパーなどの交換用パーツを探してみましたが・・・結果的に、廃バンパーを使用するなどして何とか修理・修復していく事になりました。
まずはフロントバンパーの取り外し作業から進めていくと・・・かろうじてくっついていた部分が予想以上に剥がれていきます。。。更には、経年劣化によるものなのか?は分かりませんが、フロントバンパーの柔軟性がなく、部品を取り外そうとすると(千切れるというよりパキパキという感じで)割れていってしまうので、注意が必要でした。。。
そうしてやっと取り外したフロントバンパーの、割れている箇所を全て溶着補強していきます。この作業だけでも、かなりの箇所があります。
ご覧の通り、ほぼ全体的に溶着補強する事となりました。
そして、大きく欠損していて一番損傷が酷い箇所は・・・廃バンパーから(欠損箇所の形に合わせて)切り取り、溶着します。
最終的にヒートガンで熱変形させて、理想の形を作り、修復しました。
そして最後に、、、フロントバンパーの中央下側/底面に本来ならば装着されているはずのパーツが、無くなってしまっている為・・・新しくパーツ購入する事もできますが、今回は、この部分をFRPで埋めて、ちょっとしたデザイン変更を施します。
ちなみに、この本来装着されているはずのパーツですが、、、フロントバンパーの一部なのかと思いきや、カーボン調のFRPスポイラーでした。。。前オーナーが(このパーツを恐らく破損してしまった際の修理と合わせて)カスタムで、同色化且つ、フロントバンパーにリベット留めして一体化させていたようです。
今回も同様に一体化補修し、また、更なるカスタムを施します。言わば、エアロバンパー化します。
現段階で、下地処理迄が完了しております。
完成までは、まだまだお時間がかかりますので、、、完成までしばらくお待ち下さい。