キュルキュル異音発生!モコのオルタネーター&ゴムベルトを交換!
まずは、ボンネットを開けて異音の原因を調べます。
すると、、、オルタネーター(発電機)が固着しており、ゴムベルトも切れる寸前でした。これが原因でベルト鳴きが発生し、キュルキュル異音が聞こえていたようです。
キュルキュル異音が発生する理由については、大きく分けて3つあります。
- ゴムの劣化 ・・・ ゴムベルトが経年劣化してくると、プーリーとの摩擦によって摩耗する他、摩擦熱やエンジンからの熱を受けてゴムが硬化します。
- 張力の不足 ・・・ プーリーにかけられたゴムベルトの張力が落ちて緩むと、ゴムが伸びたり摩耗して劣化します。
- 機械の不具合や故障 ・・・ 機械に不具合や故障が生じたり、プーリーやテンショナーが錆びてしまうと、それと接触するゴムベルトとの間で鳴きが発生します。
今回は、「1.」「3.」が該当しますので、異音原因のオルタネーターとゴムベルトを新品交換します。
それでは整備作業にはいります。オルタネーターとゴムベルトを交換する為、ジャッキで車体を持ち上げてフロントバンパーを外します。
そして、固着したオルタネーターと切れる寸前だったゴムベルトを取り外します。
新品のオルタネーターとゴムベルトを取り付けると、キュルキュル異音はしなくなりました。
フロントバンパーなどの分解するパーツが多々あり大変な作業でしたが、無事に整備完了です。
ご依頼ありがとうございました。