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キュルキュル異音発生!モコのオルタネーター&ゴムベルトを交換!

2022年4月14日
日産モコのエンジンルームから『キュルキュルという異音がする』との事で、点検整備ご依頼をいただきました。

まずは、ボンネットを開けて異音の原因を調べます。


すると、、、オルタネーター(発電機)が固着しており、ゴムベルトも切れる寸前でした。これが原因でベルト鳴きが発生し、キュルキュル異音が聞こえていたようです。

キュルキュル異音が発生する理由については、大きく分けて3つあります。

  1. ゴムの劣化 ・・・ ゴムベルトが経年劣化してくると、プーリーとの摩擦によって摩耗する他、摩擦熱やエンジンからの熱を受けてゴムが硬化します。
  2. 張力の不足 ・・・ プーリーにかけられたゴムベルトの張力が落ちて緩むと、ゴムが伸びたり摩耗して劣化します。
  3. 機械の不具合や故障 ・・・ 機械に不具合や故障が生じたり、プーリーやテンショナーが錆びてしまうと、それと接触するゴムベルトとの間で鳴きが発生します。

今回は、「1.」「3.」が該当しますので、異音原因のオルタネーターとゴムベルトを新品交換します。

それでは整備作業にはいります。オルタネーターとゴムベルトを交換する為、ジャッキで車体を持ち上げてフロントバンパーを外します。


そして、固着したオルタネーターと切れる寸前だったゴムベルトを取り外します。


新品のオルタネーターとゴムベルトを取り付けると、キュルキュル異音はしなくなりました。


フロントバンパーなどの分解するパーツが多々あり大変な作業でしたが、無事に整備完了です。

ご依頼ありがとうございました。