右フロント周りを破損したアウディQ3が板金修理見積りでご来店
通常のお見積りは、お車の情報をいただいて部品商に部品金額・在庫も確認しますので、現実的に近い修理金額で御見積書を作成できるのですが、、、ざっくりで良いとの事で、今回は簡易的に予想修理金額をお伝えする形となりました。
お車を破損箇所を見せていただくと、、、遠目からはそれほど酷くないと思いましたが、意外にも、そのまま放っておけるような破損状態ではありませんでした。
まずは、、、フロントバンパーの右側が後ろに押されてズレています。そのため、右フロントフェンダーのアーチモールも浮いてしまっております。
そのアーチモールを下側へ辿って見ていくと、、、アーチモール先端の、フロントバンパーとの留め具が破損していました。この影響で、フロントバンパー下部が破損しており、フロントバンパーの分割部分に隙間ができています。
さらに、フロントバンパー分割部分にできた隙間を辿っていくと、、、その変形に耐え切れなくなった部分が割れてしまっています。
この箇所の上を見ると、、、フォグランランプカバーが外れかけて浮き上がっています。
また、フォグランランプカバーに付いているクリアランスソナーのセンサーが無くなっていました。
他にも、、、オーナーさんより、ボンネットフードとフロントバンパーの間にも隙間ができている事をお聞きしましたので、見てみると、、、確かに隙間ができています。こうなると、外観の確認だけで済ませるのは怖いので、、、ボンネットフードを開けて、ヘッドライトや骨格部も見てみます。
ヘッドライトは、上から覗いた感じでは壊れてはなさそうです。それよりも、エンジンルームにオイルが少し飛び散っていることが気になりましたので・・・雪山追突時の衝撃で何か吹き出した感じがあったかどうか?をオーナーさんに確認しましたが、噴射した様な症状はなかったようで、今回とは別件であると判断します。
あとは、ラジエーターコアサポートですが、、、フードロックの下辺り部分にヒビ割れが確認できました。もしこれも修理するとなると、結構な修理金額となってしまいます。。。
最低限の修理に抑えたとしても、フロントバンパーと右フロントフェンダーは修理が必要だと思いますが、、、その場合でも、そこそこの修理金額にはなってしまう旨をオーナーさんにお伝えしました。その上で一度、自動車保険会社に相談して、今回修理の進め方を決めていく方が良いかと思います。
方向性が決まったらご連絡ください。