リサイクルパーツを最大限活かしたデリカスペースギアの自費修理
見つかったリサイクルフロントバンパーは、付属品が丸ごと付いており、しかもボディ同色なので、この段階でかなり修理費用を安く抑える事ができております。
こちらのお車ですが、レッカーで運ばれてきた時点で、ATFが空になってしまっているため前にも後ろにも動かなくなっている状態でしたので・・・まずは、ATFを足して少しでも動くようにして、工場へ移動します。
しかし、足したATFは移動中にどんどん漏れて、すぐに空になってしまうので・・・工場へ移動する前に、リサイクルATFオイルクーラーへの交換作業だけ先に行うことにしました。
そして工場に移動した後は、「ATFを足しては暖気→走行点検してエア抜き」という作業を、ATFが適量になるまで何度も繰り返し行います。
これら作業の間に、並行して部品探しを進めていた結果、、、これまでとは形状が異なる物ですが、オーバーフェンダーも見つかりました。
そうして一通り必要な部品が揃ったので、修理作業を進めていきます。
まずフロントバンパーとフロントグリルを交換します。フロントグリルは新品に交換しました。
リサイクルオーバーフェンダーについては、他色の物なので、塗装し直します。DIY塗装のような雑な仕上がりになっている塗装を削り落として→サフェーサーで覆い→ボディカラー塗装します。
塗装を終えたら、塗装の乾燥を待ちます。
塗装乾燥後、ふちゴムを取り付けて車両に組み付けます。
最後にもう一度、ATFの点検をして、完成です。リサイクルパーツを最大限に活かした修理にて復活いたしました。
施工依頼ありがとうございました。