北海道で車の傷・錆・凹み・事故修理なら自動車ボディ修理・板金塗装の専門店 株式会社ラルフ札幌店にお任せください。

カーボンアタッシュケースのアルミバー金具にサビ!研磨・塗装!

2023年9月7日
ラルフ名物?!の特殊な修理ご依頼を承りました。

お預かりしたのは、カーボンアタッシュケースです。ハンドル根元に付いているアルミバー金具にサビが発生したようで、研磨・塗装のご用命をいただきました。

部品を購入して交換する事も考えたようですが、このカーボンアタッシュケースを生産した会社が無くなっており、部品の入手は出来なかったそうです。



カーボンの本体部分はとても綺麗でピカピカですが、アルミバー金具部分だけサビが目立ちます。

それと、
  1. サビによる影響かどうか?は分からないが、開閉レバーが硬すぎて開きづらので見てほしい
  2. ケースを開けた際の内側に見える蝶番(ヒンジ)のビスもサビサビなので、この留め具(ビス)も取り替えてほしい
との事です。



それでは、、、まずは、ハンドル根元のアルミバー金具部分を分解します。

同時に、構造などを把握していきます。



「2.」のビスについては、ステンレス製に交換します。



ビスの色は現状と変わってしまいますが、この方が良いと思います。



続いてメイン作業に入り、アルミバー金具の研磨・塗装作業を進めていきます。



サビている箇所を研磨していくと・・・サビは全面的に広がっていました。



研磨後、サフェーサー塗布して塗装します。塗装色は、アルミ色風の艶消しシルバーです。



塗装を終えたら、組み付けしながら「1.」の調整も行います。

「1.」については、そもそも開閉レバーの方向が間違って組み付けされていたようです。。。

その為、左右を逆にしてみた所、、、少し良くなりましたが、まだ引っかかる感じがあるので、研磨・塗装したアルミバー金具のソリ具合も関係しているかもしれません。

ハンドル根元の留め具を締めすぎると、アルミバー金具の両サイドが持ち上がり、開閉レバーの稼働に支障がでるようなので・・・締め具合を調整しつつ、内部のスライドパーツを滑らかになるよう少し研磨します。

そして、引っかかる感じ無くスムーズに開くようになりました。30回は開閉確認したので、大丈夫だと思います。



施工依頼ありがとうございました。