単独事故で閉まらなくなった箱型軽トラのックリア観音扉を修正
2024年2月26日
ここ最近の札幌市は春のような陽気から一気に雪解けが進み、気分はすっかり春モードでしたが・・・一転、今季一番のドカ雪が降り、再び辺り一面真っ白の雪景色に逆戻りしてしまいした。。。この急増した積雪の影響による単独事故で、箱型軽トラックの右リアを損傷して『箱が変形し、リア観音扉が閉まらなくなった』との事で、修理ご相談をいただきました。
ゴムバンドでリア観音扉の開きを押さえて何とか仕事・配達を済ませた後に、ご来店いただいたようです。
現状を確認すると、（下画像に引いた赤線のような形で）箱の屋根が山なりになっています。
下側は潰れているような形で変形しています。
その為、上下のロックが全く機能しなくなっている状態でした。
今回のご相談内容・ご希望は『とりあえず扉が閉まるようにして欲しい』という事です。
上下の変形を修正してロックがかかるようにするという修理内容にてご依頼を承りました。
まずは、ガッチャで引っ張る為に使えそうな固定金具を探して、ボディに取り付けます。
上下に固定金具をセットして、ガッチャで引っ張ります。
屋根側の山なりは、だいぶ水平に近づいたように思います。
ただ、まだ扉との隙間は少し広い感があります。
下側を板金して、この隙間を減らしていきます。
これ以上の作業は他箇所への問題が出てしまうというギリギリまで修正し、そこまでの範囲で終了です。
リア観音扉は問題無く閉まる（上下ともロックがかかる）ようになっております。
施工依頼ありがとうございました。
