通常修理(新品交換)より安く修理する方法「リサイクル品使用」例
2024年11月9日
車を構成するパーツの破損や錆が酷くて交換修理となる場合、一番良いのはもちろん新品に交換しての修理となり、ディーラーさんなどではこれが通常の修理方法です。ただ、新品交換修理となるとお金も多くかかりますので、板金塗装屋さんラルフで対応できる「修理金額を安くできる方法」の1つとしてリサイクル品を使用した修理方法があります。
一例として、ボンネットが錆びて原型が崩れてきているホンダN-BOXを修理させていただいた時の詳細をご紹介します。
本来であれば新品ボンネットへの交換修理としたい所ですが、、、その場合は「新品ボンネットの本体価格」に加えて、新品ボンネットを「シーリング処理する」「裏面・表面を塗装する」などの作業も必要になるので「その作業工賃分」も嵩みます。
そんなに予算をかけられない方は、板金塗装屋さんのラルフが強い味方となります。
なぜならば、ディーラーでは対応してもらえない「リサイクル品を使用した修理対応」が可能だからです。
リサイクル品の価格は新品よりも安い他、上記の作業工賃分が削減できたり、程度が良ければ更に安価に済むケースもあります。
こちらのN-BOXのオーナーさんも『修理金額が少しでも格安になれば』との事で『リサイクル品を使用した修理対応ご希望』でご依頼を承りました。
ここで1点<注意事項>があります。
それは、『リサイクル品は新品と違い必ずしも希望の物が手に入るという訳ではなく、その時のタイミングによって状態等に差があったり、タイミングが悪ければ無い場合もある』という事です。
この時はタイミングが良く、「ボディ同色」で「小さな凹みや飛び石傷がある」というリサイクル品のボンネットが見つかりました。
こちらをオーナーさんにご提案した所、『それで全然構わない』という事で「そのまま素の状態で交換」となりましたので、修理費用は通常の新品交換修理よりもかなり安くなりました。
※ご予算やご希望に応じて、小さな凹みや飛び石傷を板金したり、現車に合わせて調色した色に塗装してより綺麗にする事も可能です。(タイミングが悪く他色のリサイクル品しか見つからなかった場合、塗装は必要となります。)
また、こちらのN-BOXは右スライドドアが開閉しない不具合が発生しており、故障修理ご依頼も承りました。
これはN-BOXによくある不具合症状で、パワースライドドアモーターのワイヤーが切れて動かなくなります。
その為、この部品の交換修理となります。
ただ、メーカーからワイヤーだけでは部品が出なくパワースライドモーターASSYでの交換となり、その部品価格がちょっと高いです。
そこで、こちらのパワースライドモーターも丸ごとリサイクル品を使用して交換修理対応いたしました。
リサイクル品の品質は新品に比べて勝る事はほぼありませんが、価格面以外にも使用期間(短期間しか使用しない)や用途によってはお得になります。
ご相談お待ちしております。