北海道で車の傷・錆・凹み・事故修理なら自動車ボディ修理・板金塗装の専門店 株式会社ラルフ札幌店にお任せください。

ステージアの燃料漏れ!ボンド固めで一時しのぎ燃料パイプ修理!

2024年11月15日
日産ステージアがご来店です。

『ガソリンスタンドで燃料を入れると、アンダーカバーの下にポタポタと漏れてきているので・・・なんとかならないか?』とのご相談をいただきました。

ディーラーさんでは『燃料パイプの交換修理となる』との事だったらしく、燃料パイプの値段は把握しているようですが、作業例が無いので工賃はざっくりとしたものであるものの『合計◯十万円』との事だったようです。

当店でもステージアの燃料パイプ交換は行った事ないので、調べを進めていく為に、まずは現状の確認・点検から行います。

給油口から除いてみると、燃料パイプ内部の15センチ奥辺りが錆びています。


タイヤハウス内のカバーを外して、燃料パイプを見ると・・・錆による腐食で崩れてきており、ここから燃料が漏れていました。


部品を調べて、パイプの長さを確認すると・・・かなり長い物でした。

これを元に現車を確認すると、リヤメンバーの上を通っているので・・・これは『リヤメンバーを降ろしてからの作業になってしまう為、工賃含めて◯十万円なんだ...』という事が判明しました。


この事をオーナーさんにご説明したところ『来年に車の入れ替えを検討している為、一時しのぎで構わないので今より少しよくなる方法はないか?』とのご希望を承りましたので、何か対策できる方法を模索します。

燃料パイプですから錆びを削る作業も溶接作業も不可能(危険)なので、何かで塞ぐしか・・・という事で、メッシュとボンドで固めました。


急場を凌ぐ方法で仕方ない修理内容ではありますが、オーナーさんには大喜びしていただけました。

ちなみに、タイヤハウス内のカバーを取付固定する部品も壊れてしまったので、結束バンドで留める処置となりました。

ご依頼ありがとうございました。