牽引時アクシデントで変形したエスティマのバックパネルを日常使用できる状態まで復元修理
お話をお聞きすると、、、1月の観測記録を更新する大雪となった札幌市でスタックしてしまう車が続出する中、オーナーさんは善意で何台もの車を牽引して救出されていたそうです。しかし、3台目の車を引き上げる際に『牽引フックを取り付けるのが手間に感じてしまい、牽引ロープをリアゲートのロック部分に引っ掛けて牽引してしまった』との事で、その結果、バックパネルが強い力で引かれ大きく変形してしまう(ロック部分がボコッと外側に飛び出す)事態となってしまったようです。
困っている人を助けた側がアクシデントに見舞われるという、オーナーさんの心中をお察しすると何ともやるせない状況による修理ご相談となります。



本来このような損傷の場合、バックパネル交換が一般的な修理方法となりますが・・・エスティマのバックパネル交換は、作業工程が多いので費用も高額になりがちです。
今回はいわゆる自損事故の扱いとなり、車両保険にも未加入であったため全額自費でのバックパネル交換修理は現実的に厳しい方法でした。
とはいえ、現状のままでは
- リアゲートが閉まらない
- ルームランプが点きっぱなしになる
- 車の施錠ができない
オーナーさんも『飛び出たなら引っ込めればいいのではないか?』と考えてご自身で色々と試されたそうですが、強固なバックパネルは全く歯が立たなかったとの事です。
そこで今回は、『とにかくリアゲートが正常に閉まる状態まで復元する』という方針で修理ご依頼を承りました。
まずは単純に内側へ引っ張ってみましたが、変形したバックパネルのロック部分は意図しない方向へ逃げてしまいますので、
- 力が逃げる部分を外側へ引きながら保持する
- ロック部分を本来の位置(内側)へ精密に引き寄せる
- 叩く・引き出す・押し下げるの微調整を繰り返す

最終的にリアゲートの開閉確認およびロック動作確認を行い、問題なく日常使用できる状態まで回復いたしました。


完全フィットまではいかないものの実用面において支障のない状態まで復旧でき、オーナーさんにもお喜びいただけました。
この度はラルフへのご相談・施工依頼ありがとうございました。













