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シルビア PS13 SR20 強化オイルポンプを製作致しました!

2013年2月16日
I様のシルビア PS13 SR20 強化オイルポンプを製作致しました!



オイルポンプのインナーギアを新品に交換してWPC処理を行いました!



今回はS13用の面研済みのフロントカバーを使用します!
SRの場合、フロントカバーもパルサーポンプ・プリメーラーポンプ・シルビアs14.15ポンプ・シルビアs13ポンプと4種類あります!


パルサーポンプの場合

インナーギアが1番大きく、厚み(14.4mm)も1番ありますのでSRではやっぱり1番強度があります!

そのまま使用すると、ちょっと油圧が高すぎるかなぁ!

しかし、シルビアに使用するのには結構加工が必要なんですよね〜

ヘッドのねじ位置とストレーナー径とクランクプーリー加工とタイミングの棒も製作が必要です。
パルサーオイルポンプ用プーリー加工は¥10,500-(税別)かかります。


プリメーラ(P11,P12)ポンプの場合

シルビアのポンプより外形が小さいです。厚みはシルビアの10mmに対し12mmで分厚いです。

シルビアよりも厚みはありますがパルサーより小さいです。しかもパルサーポンプと同じ加工が必要なのでパルサーを使用した方がいいです。


シルビアポンプの場合

パルサーのギアとシルビアのギアの外形は同サイズですが、厚みがパルサーの14.4mmに対し10mmです。

インナーギアを新品に交換してWPC処理でもある程度の馬力でしたら大丈夫ですよ。

S14・15とS13でブロックのオイルラインの違いでフロントカバーの穴位置が一か所違うのがイヤですけど・・・


シルビアポンプにパルサーギア組み込み加工の場合

この加工を行うとヘッドのねじ位置とストレーナー径とクランクプーリー加工とタイミング棒も製作が不要になります。

1番都合がいいポンプなんですが・・・

しかし費用が¥63,000-(税別)もかかります・・・


当社ではシルビアポンプにインナーギアを新品に交換してWPC処理が定番です!



毎回行っていますが、リリーフバルブのワッシャーを調整しています!
本来S13オイルポンプにはシムが1枚入っていますが、さらにシム増してリリーフ圧を強化しています!

これでエンジン始動で冷間で油圧ピークは8kです!
油温110℃・水温90℃でも油圧が4.0kはかかります!
通常アイドリングでも油圧は1.0kちょっとかかります!
レースで全開後でもレーシングさせて油圧は5kまで上がります!



オイルポンプのトラブルでエンジン全損になるのはイヤなのでいつも正確に作業させて頂いてます!