本格的な計測システム『ゼロヨン計測システム ProTree』を使用します!
2014年4月23日
仙台ハイランドに常設されているProTree計測システムの心臓部はそのままに、仮設などに要求される部分を強化させた、ターゲットの『ゼロヨン計測システム ProTree』を使用します。◎計測本体は仙台ハイランドとまったく同じ物なので、計測精度は保障付き!
◎「ツリー」「タイムを表示する電光掲示板」など、ビジュアルもGOOD!
DRAGレースを盛り上げます!!!
●0-400m(ゼロヨン)計測器 システム内容
2台並走でのダブルレーン競技。
*計測:R/T・18・100・200・200速度・300・400・400速度
*スタート方式:ストックスタート・プロスタート。
※ダイアルイン競技なども可能です。
システム内容。
スタートのツリーもフルサイズで、こちらも仙台ハイランドと同じ高さ・寸法スケールです。
ランプも両面に配置。
電光掲示板にてタイム表示。
*幅2m/高さ50cmのタイムボードを2枚
*視認可能距離:250m
*タイム表示:60feet → 区間タイム&勝者判定 → ゴール通過速度
1走行毎にタイムシートもプリントアウト。
2010年に仙台ハイランドにてこのゼロヨン計測システムProTreeが導入されてから、仙台ハイランドではガードビームを使用する計測システムとなっていましたが、「セントラルサーキット」「空港ゼロヨン」などその他の国内大会ではガードビームは使用されていませんでした。
※NHRAなど本来のゼロヨン計測システムではガードビームを使用しています。
平等なレース・タイム計測を行うために、2013年からこの仮設計測システムにもガードビームセンサーが設置され、マシンファールを感知するシステムに変更になっています。
※下図を参考に車両対策をお願いいたします。
【仙台ハイランド常設とターゲットの仮設ProTreeのスタート判定の光電センサーのレイアウト】
*マシンファールを検地するとレッドランプが点滅し、ファールを知らせタイムは無効となります。
ガードビームを使用しないシステムでは、車両がスタートしてステージビームをタイヤが通過したにもかかわらず「まだ車両がスタートしていないよ」と計測システムが判断します。
例:ウェストゲートの炎や煙・クラッチの粉塵・最低地上高などでセンサーの感知を妨げる。
この場合、車両にもよりますが、スタート判定を0.3~1.0秒ぐらい計測を遅らす事になり、その数値分 R/T・60feet・区間タイムが縮んでしまいます。(※本来60feetが1.7秒ぐらいの車が1.4とか1.2とか。。。)
区間タイムだけではなく、本来R/Tが0.1秒でフライングのはずがR/Tが0.6秒とかにもなりトーナメントも成立しません。
これでは正式なタイムは計れないし、レースとして成立できませんよね!!
ちゃんとシステムを活かして公平な元にレースをしたいですね。
2013年からのJDDA-WEST(セントラルサーキット)もこの新システムにて計測を行っています。
「イコールコンディションにて楽しいレース」&「自分の正しい記録を残すため」にも、しっかりと車両対策をお願いいたします!!