R35GT-R VR38 HKS 強化3.8Lエンジン 完成!
クランクシャフトはフルバランスを取りました。
バランス修正の加工を行う前に各部品の重量計測です。
VR38のクランクはV6なので、クランクシャフトにダミーウエイトを設置してバランス修正を行います。
VR38用にダミーウエイトを製作しています。
ダミーウエイトの計算と製作は結構手間がかかりますが、ここをしっかりおさえておかないと振動だらけのエンジンになってしまいますから重要な作業です。
H断面やI断面など、コンロッドの形状によってはバランス率も変更していて加工します。
エンジンは高価なパーツを使用しますので、エンジン室で精密に組み立てをしていきますので。
↓クランクのダイナミックバランス
「ガレージ ライズアップちゃんねる。」で動画をご覧頂けます。
クランクプーリーは、ATIクランクダンパープーリーに交換しました。
プーリーやフライホイールもクランクシャフトと一緒にバランスを取っています。
クランク&コンロッドは純正メタルにWPC処理をして使用します。
当たり前のことですが、マイクロメーターで100分の1mmまで測定しオイルクリアランスを正確にとることで耐久性などに大きく影響します。
細かい作業ですが当社ではメタル合わせなどクリアランスには細心の注意を払っております。
エンジン製作の多い形式はほぼ全グレード在庫しています。
ヘッドもオーバーホールしてHKSカムシャフト&バルブスプリングを組付けました。
HKS メタルヘッドガスケットを使用して組付けしました。
エンジン組付け後、補機類を取り付けてすぐに積込み作業に入ります!
急ピッチで作業中ですのでもうしばらくお待ちください。