BNR32 RB26のHKS 2.8L エンジンオーバーホール完成!
新品N1ブロックを使用してHKS 2.8L 鍛造ピストン・H断面コンロッド・クランクシャフトを組込みしました。
ピストンはWPC処理を行い、東名パワード製スタッド式ボルトを植え付けました。
クランクジャーナル径とシリンダーブロックベアリングハウジング内径をマイクロメーターで測定し、オイルクリアランスを計算してACLメタルのグレードを選択しました。
エンジンを仮組して、プラスチゲージを使用して実際のクリアランスを確認します。
細かい作業ですが、当社ではメタル合わせなどクリアランスには細心の注意をしております。
ダイヤルゲージやマイクロメーターの読み間違えや誤差も考慮して、最終確認はプラスチゲージを使用して実測確認が重要ですね。
トルクプレートを新調してダミーヘッドボーリングを行いました。
クランク角センサーコンバージョンキット取り付け加工済みのHKS 強化オイルポンプとクランク角センサーコンバージョンキットを取り付けしました。
RH9クランクプーリーも取り付けしました。
ナプレックのハイレスポンスキットを組み込んでおりましたが、シートカット・バルブ研磨・摺り合わせ・シム調整など行いオーバーホールしました。
ヘッドを組み込み後HKS強化タイミングベルトを取り付け完成です。
室温管理したエンジン室で組み付けを行っておりますので、常に精度の高いエンジンを製作しております。
今回から冷暖房も新品になりました。
これから補機類を取り付けてすぐにエンジンを搭載します。