BCNR33 RB26 エンジンオーバーホール完成!
腰下は、HKS 鍛造ピストン・RSE H断面コンロッド・ノーマルクランクシャフトを組込みしました。
前回新調したトルクプレートを使用してダミーヘッドボーリングを行いました。
クランクはフルバランス取りを行なっています。
クランクジャーナル径とシリンダーブロックベアリングハウジング内径をマイクロメーターで測定し、オイルクリアランスを計算してメタルのグレードを選択しました。
エンジンを仮組して、プラスチゲージを使用して実際のクリアランスを確認します。
細かい作業ですが、当社ではメタル合わせなどクリアランスには細心の注意を払っております。
ダイヤルゲージやマイクロメーターの読み間違えや誤差も考慮して、最終確認はプラスチゲージを使用して実測確認が重要ですね。
クランク角センサーコンバージョンキット取り付け加工済みのHKS 強化オイルポンプとクランク角センサーコンバージョンキットを取り付けしました。
ヘッドはナプレックのハイレスポンスキットを施工して、摺り合わせやシム調整など行いオーバーホールしてHKS カムシャフトを組込みました。
ヘッドを組み込み後、HKS強化タイミングベルトを取り付けバルブタイミング調整を行い完成です。
室温管理したエンジン室で組み付けを行っておりますので、常に精度の高いエンジンを製作しております。