霊犬悉平太郎の物語を今も伝える霊犬神社
国指定重要無形民俗文化財になっている「見付天神裸祭」は、毎年盛大に行われていますが昔は「泣き祭り」といい人身御供の行事が行われていたそうです。
毎年八月の初めになると、どこからともなく白羽の矢が町家に突き刺さっていました。その家には必ず年頃の娘がいて、その娘を年番として白木の箱に入れて見付天神にお供えするしきたりとなっていました。
このしきたりは妖怪から町を守るために毎年「泣き祭り」として行われていました。
このお祭りが無くなるように妖怪たちが恐れていた悉平太郎を光前寺(駒ヶ根市)から借り受け、妖怪との壮絶な戦いの末、悉平太郎が妖怪をかみ殺し村は救われました。
そんな悉平太郎(早太郎)の物語が霊犬神社では今でも伝えられています。
公園には多くの植物などがあり、お子様やワンちゃんとゆっくりできる場所になっています。静岡にいらした際にいかがでしょうか?