トランポに乗っていたから分かる細かなオーダーが詰まった1台!
十数年前に施工させていただいたお客様が、今回200系ハイエースに乗り換えてもオグショー で内装の加装をすると、ご依頼をいただきました。メインでサーフィンを楽しまれているお客様。道具の出し入れが行いやすい内装に仕上げつつ、防水面も強化した車輌になっています。
車内のフロア全面には、SH床貼り加工が施されており塩水や砂が車内に落ちてしまっても簡単にお手入れしていただけます。また、セカンドシート下の床は運転席側だけ全面のステップが隠れるステップオーバーで仕上げています。これにより、バイクを積載する時など載せるスペースにゆとりが生まれ安心して荷物などを固定していただけます。
また、海水で汚れたサーフボードを水で洗い、濡れたまま車内に載せても水が床の中に入り込まないようにウェザーストリップの箇所もシーリング加工しています。
ベッドには、脱着する事ができるESフラットベッドを採用しました。通販でもご購入していただけるESフラットベッドですが、今回取り付けたベッドはボックスの高さをオーダーで調整して製作しています。通常のベッドより高さを調整したのは、サーフィンで使用するバケツがスムーズに出し入れできるようにするためです。
また、ボックスのサイドには真水を入れておくポリタンクが固定できるようにベルトを設置しました。
更に、運転席側のベッドマットはお客様のご希望で荷物が取り出しやすいように3分割にしました。
セカンドシートは、純正で装備されているセカンドシートをそのまま採用しています。そんな純正のセカンドシートを前後自由にスライドしていただけるように床面にスライドレールを埋め込む施工を施しました!
セカンドシートの後ろに装備されたベッドにはSHサブバッテリーシステムが装備されています。メインのバッテリーとは別にバッテリーを装備したことでエンジンを切った車内で電化製品の充電などをおこなっていただけます。
天井の空間には、サブバッテリーシステムの電源を使って点灯するLEDダウンライトを6個設置しています。さらに空間のある天井をより有効的に利用できるようにするアイテムESサイドマルチパイプラックを左右に取り付けました。これで、車内でかさばりやすいジャンバーなどを掛けておく事ができます。
衣類や、ウエットスーツを掛けて置けるようにバックドアにユーアイビークル性のハンガーレールを取り付けました。
車中泊の時に車外からの光が車内に差し込まないように、SHカーテンを設置しています。なお、ESウィンドウパネル(ナット有)を取り付けたクォーターガラスには装備していません。
フロントシートの周りには、アームレストを装着しました。これで長距離移動する際であってもゆったりと肘をアームレストに置いて目的地へ向かっていただけます。さらに、お客様のご希望でアームレストにはナビ用のリモコンが設置できるようになっています。