ラリー用語講座「公式車両検査・車検」
2013年6月20日
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ラリー用語「公式車両検査・車検」
ラリー競技車は、ラリーに出場する前に必ず主催者による公式車両検査を受けなければなりません。
ラリーは公道上を走行する競技ですから、当然参加車両は例えば日本の車両なら陸運局の車両検査に合格している必要がありますが、それとは別に大会の都度、主催者による車両検査を受ける義務があります。
ラリーは一般公道を利用する競技であるため、道路交通法規を遵守すると共に地域社会に配慮する必要があります。
SS(競技区間)では一般車両の進入を防ぐなどの対策が施されていますが、リエゾン(移動区間)では一般公道や市街地を走行することもあるため、交通法規に準じた厳しいレギュレーションが設けられており、交通違反者は即失格という競技も珍しくありません。
そのためリエゾン内に設けられるCPでは設定タイムより早く到着した場合にもペナルティが課せられる場合があります。
また競技車両も一般公道を走行するための車検の取得はもちろん、地域社会や自然環境に配慮した様々なレギュレーションが設けられています。
※サポートカーも保安部品の点灯等の車検が有ります。
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ラリーを知らない人の為の
小栗伸幸ラリー用語講座♪
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