特殊車輌:消防指揮車・200系ハイエースワイドS-GL
ワイドボディのS-GLをベースに火災現場で使用される移動本部の内装を製作させていただきました。決まった位置に道具を積載するため様々な方向に口の空いた棚を製作しました。
SH床張り加工
下地の作業をしっかりと施す事で純正のデコボコとした床が消え、真っ平らな床面が成形され、安定した機材の積載を可能にしています。床材には「重歩行材」という非常に破れにくい物を採用し、床と内張の間には防水加工としてシーリング加工を行う事でボディを汚れから守ります。
サイドの窓部分にはESウィンドウパネル(ナット有)を取付けました。窓部分にウィンドウパネルがある事で窓ガラスの保護に繋がります。また、M6サイズのナットが等間隔で埋め込まれているためフックなどを利用してヘルメットを掛けていただく事も可能です。
窓の上にオーダーのトレーを設置しました。窓上部に装備する事でESウィンドウパネルの機能を失わない事はもちろんの事、棚の上に道具を積載してもトレーが邪魔になる事はありません。
運転席と助手席の足元には、タイヤ止め用のトレーを設置しています。車輌を乗り降りする際、一緒に持って行けるようにこの位置に装備しました。
フロントシート、セカンドシートにはESシートカバーを装着しました。カラーオーダーで白系の生地を採用し、内装に清潔感が生まれています。もちろん、使用している生地は汚れに強く、濡れタオルなどですぐに汚れを拭き取っていただけます。