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標準ボディを8ナンバーで登録!バイク仕様の200系ハイエース

2022年7月9日
200系ハイエースS-GL標準ボディ標準ルーフ
8ナンバー/5人定員/3人就寝・バイク仕様



HONDAのCRF250L・ハンターカブでラリーやツーリングに参加したり、CRF250Rでコースを走行したりとバイクを楽しんでいるオーナー様。バイクを積載して車中泊やアウトドアが楽しめるようハイエースをカスタムさせていただきました!

2022年4月1日から緊急車両やキャンピングカーなどが区分される「8ナンバー登録」において、キャンピングカー登録のための構造要件が緩和されたことにより、こちらの標準ボディハイエースにギャレー設備を搭載させ4ナンバーではなく8ナンバーで登録しています。

「8ナンバー登録にすると」
①車検
4ナンバー:初回2年、以後1年車検
8ナンバー:2年ごと

②自動車重量税(2t〜3t)
2万4600円(2年) 
※同程度の排気量・車両重量の乗用車(3ナンバー)より安い

③高速料金
乗用車と同等区分となるためETC割引きも適用される。




シートレールを一緒に埋め込んでSH床貼り加工を行いました。純正床の凸凹がなくなり、しっかりとバイクを積載できるので安心です。またバイク積載時に使用するラダーを置く場所(助手席側ベッドBOX横)に補強用のカイダックを取付けています。




セカンドシートには純正シートからSTシートへ交換。2:1で背座が分割されているので別々でのリクライニングが可能です。前向き・後ろ向き・ベッドと用途に合わせて簡単に展開できるシートとなっています。




荷室のベッドにはSHシングルフリップベッドを設置しました。片側が跳ね上げタイプとなっていて、運転席側にCRFを積載したままベッドで広々と就寝できるのでラリーの疲れも癒せます。



車内にはSHサブバッテリーシステムが搭載されています。サブバッテリーがあることでエンジンを切った状態でも家電を使用することができ、メインバッテリーを気にする必要はありません。




バイク以外にもカヤックやサップを趣味にされているオーナー様なので、川遊びをしたあと体を流したり、ボートを洗ったりできるよう車内にSHシャワーキットを搭載しました。(助手席側のベッドBOXに収納)




天井には暖色カラーのLEDライトを6個増設しました。今回は調光機能付きで前2個・後4個と分けて点灯が可能です。



一台あるだけで車内全体を暖めてくれるFFヒーター。温度や風量はお好みに調節可能なので、気温や体調に合わせて臨機応変に対応してくれます。




運転席側の窓には8ナンバーの必須設備であるギャレー設備を制作しました。今までの8ナンバー構造要件では設備を利用するスペースの室内高は床面から上に160cm以上を確保しなければいけませんでした。新しい要件ではギャレー設備が床から85cm以下の場所に設置されていれば、標準ボデイの室内高でも問題ありません。





高さのあるCRF250Lを固定するためスラドドア上部にはESハイマウントフックを取付けました。積載だけでなく、荷物などをひっかけておくこともできます。




ハイマウントフックに合わせてバイク固定用にSHタイヤストッパーをセカンドシート後ろに設置しています。バイクのハンドルを切って固定が行えるようストッパーの端部はアール形状にしています。



安心して快適に車中泊できるよう計5面にカーテンを取付ました。カーテンがあることで車内に積載したバイクを外からの覗きこみから守ることもできるので防犯面でも活躍します。



ボディの下には約30Lの水タンクと給水ポンプを取付けしています。SHシャワーキットと繋がっているので、その場に水場がなくてもタンクから水を給水してシャワーを使うことができます。