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2019別府大分毎日マラソン〜サブエガ 2時間50分切りの挑戦

2019年2月7日
サブエガ 2時間50分切りの挑戦


2019別府大分毎日マラソン参戦


◉大分前日入り
受け付けは現地、大分県別府国際コンベンションセンター(ビーコンプラザ)での前日受付13:00〜17:00のみとなっており、スタート地点とゴール地点はこれとはまた別の場所なっている。福岡空港からJRでの移動を考えていたがもしもに備えて急遽レンタカーで移動することにした。

【ビーコンプラザ】
◉ナンバー引き換え場所

◉ランナーの広場
ナンバー引き換えをすると500円分の食事券が付いており、ここで食事ができる。
折角なので記念に今回走る記録入りのTシャツを購入した。
会場はお祭りムードは無く緊張感すら漂っている。流石アスリート揃いの大会と言った感じがする。
配られた説明書には、スタートラインにゼッケン番号順に並ぶ並び順の表がある。スタート時刻の15分前に並べばいいので考え方次第では楽だが、混雑によるロスタイムが懸念される。


ビーコンプラザ隣接のグローバルタワー地上100mからの眺望
海沿いが走るコース

山手側は別府温泉郷


【スタート地点 うみたまご】
スタート地点までは9:00〜10:00の間に所定場所から出ているシャトルバスで移動を行う。

スタート地点での待合場所は、カテゴリ1選手は建物2Fでゆったりとしたスペースで椅子なんかもある。カテゴリ2、3の選手は建物1Fでスペースが狭く扱いが雑だ(笑)カテゴリ4の選手は仮設テント。噂には聞いていたが実力主義のレース。結局、座る場所が無く自分は仮設テントで待つこととした。スペースが広く何だか落ち着く。

カテ2、3待合スペース

カテ4待合スペース


今回の戦略は序盤から25㎞まで3'55"前後で行き、26〜35㎞までを4'00"、35〜ラストまでを4'05""と考えていた。スタートからのロスタイム約45秒と1km間で流れに乗るまでのロスタイム15秒を入れても2:48'00"という計算になる。
数日前からの風邪気味に加えて、この日は17度近くまで気温が上がる予報で果たして自分の身体は持ちこたえることができるのか些かの不安はある。でもそのために練習を積んできた。万度な状況下なんてなかなか訪れないし、だからこそ価値がある。
「練習の通りに気負わず走れば自ずから結果はでる。自分を信じるのみ。」


スタートの号砲が鳴る
スタートラインから105列目はゲートをくぐるのに24秒。1㎞はひしめき合っていたがコースの端を走り抜かしながら予定速度にロックオン。快調に脚を進める。時折日差しが暑かったがさほど気にならない。ハーフ地点で今迄でベストの1:22'48"。これでも抑え気味に走っている。今までやったことの無い闘値走の成果なのかとても呼吸が楽だ。


26kmからは予定通り巡航速度を落とす。35㎞付近までがんばれば更に巡航速度を落として楽に走れる計画だ。が、30㎞付近から身体に異変を感じ始める。舗装に着地する度に、両足の付け根が痛い。走るたびに痛さが増していく。
この現象は昨年の春にあったが、冬場で固い舗装面を走らないためその耐衝撃性が弱まっているのか、大きなダメージを感じる。普段やらない闘値走の影響がでたことも考えられる。普段走らない速度で練習をしたことにより無理な可動域となり関節を痛めたのかも知れない。
気を抜くと4'45"/㎞まで瞬間速度が落ち、これを持ち直すのに必死だった。股関節の痛さで明らかにスライド(歩幅)が狭まっているのがわかる。その分、回転数を上げる努力をするが、路面との設置衝撃でも痛い。35㎞地点の頃には目標達成も絶望となり、幾度となくDNF(リタイヤ)が頭を過る。
気温が熱く感じ何度かコップの水を頭から被る。今回のスポーツドリンクは「H2O」という商品で、元素記号でH2Oって水だよなと思いながら後半はよく解らなくなり、スポーツ飲料を頭から被りべとべとでテンションが落ちる。
「H2Oって商品名はだめだろ。」とどうでもいいことを考えながら走り続ける。

いつもならラスト1㎞くらいはどんなに撃沈していてもスパートを掛けれるのにそれが出来ない。
最後は競技場を400m走りゴール。


脚の付け根が痛い以外はまだ余力があり、とても悔しいゴールだった。

【記録】
2:52'47"
総合 564位




大会では何度か今回のレースの練習でペース走をご一緒頂いた3人と会うことができ、夜の打ち上げでは素晴らしいランナー達との交流でかけがえのない時間を過ごすことができました。
走る事を通じていつも皆さんに大切な教えを頂き、感謝の一言です。「負けることを知りて人より勝れり。」

次戦3月31日 トレイルレース ハセツネ30km。


【大分駅前】


【打ち上げ会場】