ブリジストン社製と社外メーカー製のバックホウ用ゴムクローラー比較
2018年7月27日
最近では社外品（ノーブランド）のバックホウ用ゴムクローラーもその品質が向上され最高品質と呼ばれるブリジストン社製に近づいてきたように思います。
ブリジストンは一流メーカーとしての地位を確立し、信用もありますが価格面では社外品と比べ物にならないくらい高額です。
今までお客様に聞いた情報だと同じサイズのクローラーでも価格は２〜３倍程ブリジストン製が高い傾向にあるようです。
ではその耐久性能はどうなのでしょうか？
私自身５年程前にブリジストン製品を販売営業で来られた方にオフレコの資料としてテストデータを見せていただいた事があります。
ほぼ同条件の下でブリジストン製をはじめとした各社外メーカー製の物を装着させテストコースを走行、その耐久性能を比較した資料です。
ブリジストン製を １００％ としたとき、他社は ７０％ 〜 ４０％ で走行不能になっているのが写真掲載で載せられていました。
全てを鵜吞みにはできませんが、やはりブリジストン製の耐久性能が高いという事が実証されていました。ただ、この結果、少し角度を変えて見てみると価格に２〜３倍の差があるのであれば他社外メーカーの耐久性は５０％以下にならなければクローラー交換手間はあるものの場合によっては社外品が上回ると考えることもできます。
石や岩などで異常消耗するハードな現場ではクローラーの消耗よりもブロック（クローラー端）の欠損というケースも少なくありません。
この事から社外クローラーが使えない廉価品とは言えず、ロケーションにあわせた重要な選択肢の１つであると言えると思っています。
ゴムクローラーでお悩みの方はお気軽にご相談ください。
