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凍上路盤、凍上土の破砕処理機

2015年12月26日
 冬期間外気温が連日、氷点下以下となる地方で土工事を行う場合、大きな悩みの一つに掘削路盤や路床が凍上していてバックホウを使用しても掘削できず、ブレーカーで打撃破砕をしながら掘削をするケースです。
掘削する間際まで雪が積もっている現場では、凍上深度は浅いのですが現道を掘削する場合、凍上深度が50cm以上のところもざらにあり、現場の様はコンクリートを掘削しているような状況です。問題は、この掘削土を再利用する現場設計の場合、凍上し体積の増えた塊をそのまま利用することは、締固め密度が得られないため使用できず企業努力で残土処分をし新材を購入する業者が大半で、何かよい方法がないかお問い合わせを度々頂きます。
HW200


 ご提案は、元々コンクリート塊やプレキャスト製品を15cmサイズに小割する目的で商品化した機械式小割機「ハヤワリ君」を凍結路盤、凍結土の破砕、細粒化に利用し、早期に解凍させ現場流用を行うというものです。

 この機械はバックホウ0.25m3級、0.45m3級、0.7m3級に取り付ける3タイプあり、油圧配管機を必要としない標準バックホウ全機種に取り付けることができるすぐれもので、販売またはリースでご利用していただけます。利点は以下の通りです。

  1. 機械式故に開閉が早く(1開閉で3秒)、3度の開閉で粒度40mmにすることができます。
  2. つかむ幅が広く、破砕材はすりつぶすことなく抜ける構造になっているため施工が早く凍上路盤の場合80m3/h(※破砕前体積)と処理量が多い。
  3. 破砕アタッチメントは機械式故に安価で、メンテナンスはグリースアップのみでかつ、取り付けるバックホウは標準機でよいので経済的です。

凍結路盤、凍結土の破砕に威力を発揮します。

特注設計も致しますので、お気軽にお問合せください。