マルチプラウ羽根用カッティングエッジのボルトピッチが1ヶ所だけ違う場合の加工
運転席にいながら“羽根部分”を任意に動かすことのできるマルチプラウは、北海道をはじめとした降雪地域での除雪の必需品となります。
このマルチプラウは、ホイールローダー(タイヤショベル)メーカーとは異なるメーカーで作っているケースが大半です。
よって、同じ型式のホイールローダー(タイヤショベル)であっても、マルチプラウの羽根用カッティングエッジ仕様が異なる場合も多く、交換用のカッティングエッジをご注文の際は注意・確認が必要です。
マルチプラウの羽根に使用されているカッティングエッジのボルトピッチ(間隔)は、「6インチピッチ(152.4㎜)」が一般的で、ブルドーザーに使用されるカッティングエッジと共有することができます。
ただ、これまで多くのマルチプラウを見てきましたが、そのほとんどが1ヶ所だけボルトピッチが違います。
このような場合は、下図のようにカッティングエッジの1ヶ所をカットして適合させるように加工することで使用可能です。また、反転利用を考慮し、エッジ端部をカットして馬蹄エッジに干渉しないようにしておくのがおすすめです。
これ以外にも、カット不要な2枚構成用のカッティングエッジなど多数取り揃えておりますので、交換用のカッティングエッジが必要な際は、お申し付けください。
マルチプラウの羽根用カッティングエッジに限らず、カッティングエッジについては当社にお任せください!