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クボタU35用にバリカン式草刈り・剪定「バリスターBS30」を納品

2020年6月23日
油圧ミニショベル3.5tクラス(クボタU35用)に取り付け使用する「バリカン式草刈り・剪定用バリスターBS30」を納品させて頂きました。


本製品のお問い合わせをいただく中で、お客様がご希望される内容の多くは、従来から人力作業で行っている「草刈り除草」「植栽の剪定」用として使用することで “省人力化” と “作業効率向上” を図りたいというものになります。


今までの草刈り作業の問題点

草刈り(除草)作業では、通行車両や歩行者の通行のある路側帯や中央分離帯では飛石による事故の危険性が高く、実際に毎年多くの事故あります。このようなことから最近は公共工事(維持除草工事)で肩掛け式草刈り(除草)作業の際には、飛び石事故防止のため「飛石ガード」を持ち並歩する補助作業員必須となっている現場が多くあります。「草刈り除草」「植栽の剪定」作業では、狭い場所や歩行者・車両が通行する場所での作業も多く、機械化を図ることが難しいというのが実情です。

このミニショベルに対応するバリカン式草刈り・剪定用「バリスター」は、 “働き方改革” や “労働人口の減少” などにより、作業環境の改革に待ったなし!の企業に少しでもお役に立ちたいとの思いで商品化した製品です。
機械化(バリカン式草刈り・剪定用「バリスター」の導入)により、天気に左右されることなく「草刈り除草」や「植栽の剪定」作業が行えるので、安定した工程管理も可能となります。


飛び石が無く安全

本製品の大きな利点は、バリカン式(刈刃交差式)による切断という点にあります。
バリカン式(刈刃交差式)による切断のため、「草刈り除草」「植栽の剪定」作業時に伴う石や小枝などの飛散が少なく、安全に配慮しています。また、本製品は小型軽量なので、リーチを生かした作業ができることに加え、刈刃が直接構造物に当たることも少ないので、構造物の損傷を防ぐことが可能です。


左右に刈刃があるため、スイング動作の往復で草木の切断ができるため、作業効率が高く、構造物支柱間など狭い場所の草木も残さず刈り取ることができます。(※片側刃のみですと、機械幅分の刈残しが発生してしまいます。)


油圧流量スロットルにより、刃の交差速度を任意で変えることができます。径35mmまでの草木の切断ができますが、径が太くて硬い木の場合は、速度を遅くする方が噛み込みが良くなって作業効率が上がる場合があります。逆に、細くて柔らかい草の場合は、速度を速くすることで作業効率が上がります。




刈刃は、国内流通品を採用しております。損耗品を安く調達できるよう、また、消耗品調達の不安無くご利用いただけるよう考慮しています。


ピン・ブッシュの交換にて全メーカーの全機種に取り付け可能としています。


「日常点検」と「適切な刃の隙間調整や交換」を行うことで、本製品の作業効率が安定します。機械構造をシンプルにしておりますので、このメンテナンス作業は、全てご自分で行えるようになっています。