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ロードライナータイプゴムパットシュー摩耗交換の解決策を2通り提案

2021年4月27日
先日お客様からゴムパットシューに関するご質問をいただきました。
内容としては現在使用しているパットに破損があるため20枚ほど交換したい、というものです。
電話でお聞きしたところ、4本ボルトでとめられているパットとお聞きし、思いついたのがいつも当社で販売している「4本止め式ゴムパットシュー」です。

4本ボルト式ゴムパットシュー


キャタ幅を確認し、お見積りをしたところ念の為、ということでお客様からいただいた写真が以下ような形状です。

お客様からお送りいただいた写真


確かにゴムパットではあるのですが、これは一般的に「ロードライナータイプ」と呼ばれるゴムパットシューとなり、社外品としては取り扱いのないものとなります。
この「ロードライナータイプ」はシュープレートにゴムパットが接着されているタイプとなり、摩耗による交換時は中央のボルト4本を外し、新しいものと交換する必要があります。且つ、このパットシューは社外品が販売されておらず、メーカー純正部品を購入しなくてはならない部品となっています。

今回お問い合わせいただいたお客様には現状を説明した上での2通りの解決策をご提案しました。

1つは「ロードライナータイプ」の部品を新たに購入し交換する方法。この「ロードライナータイプ」は純正部品という事もあり、1枚約15,000〜20,000円程する高額な商品です。交換枚数によっては多額の負担がかかります。

1つは現在残っている物(ロードライナータイプパットシュー)をすべて外し、新たに鉄シュープレート+ゴムパットシューに全数交換する方法。一見するとこちらの方が高額に感じるかもしれませんが、こちらの解決策では使用する部品すべてが社外品対応できるので金額的にも安価で収まります。また、この場合、後々の補修、交換も安価を継続できるという特典が付きます。

ちなみに400mm幅ロードライナー 20枚交換時の費用は概ね30〜40万円(税別)となりますが、シュープレート全交換時は約30万円程となるため、大きな初期費用を負担するということもありません。


ゴムパットシューについてのあれこれ、お気軽にご相談ください。
お客様の条件に沿ったご提案をさせていただきます。