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【ピンブッシュ材料について】
一般的なバケットのピンブッシュはS45C材を用います。特性は冷間加工性、溶接性はやや悪く比較的摩耗度合は早いです。記号の 末尾のAは焼入れなし・Hは焼入れ品を表し、焼入れ焼もどしによって適宜に必要な強さと靱性が得られます。ブッシュは基本S45Cを用います。
バックホウが大きくなるとバケットピンにかかる負荷も大きくなります。又、ブレーカーなどの振動機などを使用する場合には使い方によりS45C材のピンでは折れる場合も多々あるため、SCM435H材(焼入)を使用します。特性は炭素鋼に較べて焼入性に優れるので大型部品でも深く焼きが入り、焼もどすと均質な組織が得られて、優れた強度、靱性が得られます。S45CH材に比べ数倍の強度と靭性があるため非常に長持ちします。
価格もS45C材は焼き入れ、焼きもどしをすると作業工程が伸び価格も高くなります。これよりも当然SCM435が高いです。 一般的に、0.45m3(16tクラス)以上で重掘削や振動アタッチメントを常に使用する業者にはSCM435をお勧めしています。 ミニショベルクラスですと推力自体弱いのでS45CA材で十分かと思います。