三菱 ランサーエボリューションⅩ チューニング⑤ エンジン組み付け・搭載
エンジン腰下は「HKS 2.2L キット」を使用します。
86.5Φ鍛造ピストン+I断面コンロッド+フルカウンタークランクの3点セットです。
I断面コンロッドはカチ割りタイプでクランクは91mmストロークになります。
リフレッシュしたヘッドに「HKSカムシャフト」と「HKSヘッドガスケット」を使用します。
オイルパンはバッフルプレート加工済みでサーキット走行時のオイルの片寄りを防止します。
クラッチは乗り易くてハイパワー対応の「HKS LAクラッチ TWIN」を組み込みました。
「HKS LAクラッチ」は知ってる人しか知らない感じであまり話題になる事もありませんが、
シングルは450ps対応で他社クラッチより50ps許容範囲が広く、
ツインは700ps対応で他社クラッチより100ps許容範囲が広いんです。
それでいて踏力は純正並みに軽く半クラも全然使いやすいので実は凄くお勧めなんですよ。
エンジン搭載前にターボ廻りの遮熱処理をキッチリ行います。
タービンは「HKS GT3240 キット」を使用。残念ながらこのキットは廃番になってしまいました。
耐久性重視の純正エキマニ仕様のタービンキットでウエストゲートは「HKS GTⅡ」です。
性能だけ重視するなら迷わずステンエキマニですが街乗り〜サーキット走行、雪道走行を
考えると鋳物マニの方が安心ですね。それでも500ps以上楽勝に出るので十分かなと。
マフラーはTOMEI製の競技用チタンマフラーとチタン触媒ストレートパイプです。
「HKS FUELアップグレードキット」でデリバリーパイプ・ポンプ・インジェクターを交換。
SARDFUELレギュレーターを取り付け燃料ラインも引き直しです。
後はインタークーラーパイピング関係やサクション系を取り付け「HKSプラグ」に交換して
エンジン関係が一通り完成して車両へ積み込み完了です。
現状はまだ純正エアフロメーターを使用していますが最終的はエアフロレスで行きます。
その⑥へつづく。