トヨタ アリスト(JZS147) 点検
2008年2月7日
トヨタ 147 アリストがエンジン不調の点検で入庫していましたまずエンジンがかかりません!
エンジンルームをまず目視点検・・・あら
トヨタの1J・2J系のコイルハーネス、カプラーは熱の影響もありこのような状態になりやすいのです・・・5番、6番にいたってはカプラーもありません!!
誰が見ても大変危険な状態です
まずはカプラーとハーネスを修理する所から始めます、
コイルハーネスを全部ほどいて・・・どこまでいってもかぴかぴです
補修用のハーネスは短いので別配線で引き直します・・・
12本の配線を引き直しました・・・
さてエンジン始動・・・かかりません、プラグを外すとびしょびしょです
まず点火系で、コイル点検、プラグ点検、火花チェック・・・OK 点火時期・・・OK
燃料・・・OK 完爆しません
ビークルモニターで診断・・・点火系との見解
ハーネスのどこかで断線かCPUが壊れたか・・・
CPU周りをばらして点検してみます
キター
__触りたくない・・・__
ギボシに配線がまかれているだけの処理しかされてません、エレクトロタップも
何箇所か外れています
CPU配線周りも手直しします
接触不良がおきないように、きっちりと直します
無事にエンジンも始動して元通りに直りました
わかればたいしたことが無い修理なのですが、一歩まちがえると
全然違う方向にいってしまいます、トラブルシュートは経験がものをいいますね
自分もまだまだがんばらないと・・・