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ミラジーノの車検取得できなかった原因「ダイハツ車特有のリアフレーム錆穴」を修理

2024年6月27日
ダイハツミラジーノのリアフレーム錆修理ご依頼をいただきました。

お問い合わせいただいた後に、一度ご来店されて現車確認とお見積りをして、後日日程を決めての入庫です。

中古車購入してから1回目の車検を取得しようとした所、ダイハツ車特有のリアフレームに錆穴が空いてしまっている事が原因で車検取得できなかったようなので、今後も考えてしっかり修理していきます。



今回の修理箇所はリアフレーム左側で、サスペンション取付部付近が腐食して錆穴が空いています。



まずは浮き錆を削り、腐食して鉄板が弱っている部分を叩き落としていきます。

腐食は見えない所まで進行しているので、修理範囲はおのずと広くなる事が予想されます。



予想通り、範囲が広がりました。



この後にサスペンションの土台ゴム周りも溶接する為、足回りを分解します。

また火災予防で、燃料パイプや室内フロア周りも分解します。



新しい鉄板を溶接し易くするために、貼り付ける鉄板の形に合わせてフレームをカットします。



カットした部分に新しい鉄板を貼り付けて、補強と整形をしながら溶接します。



そして錆止め塗装とシーリングをします。



仕上げに、耐久性を持たせるためにアンダーコート塗装します。



最後に分解した部品を組み付けて、作業完了です。

錆は、放っておくと腐食がどんどん進んでしまい、それに比例して修理金額も高額になってしまいます。特に下廻りの錆は、気づいた時には大変な事になっているケースが多いので・・・車検時やタイヤ交換時など、リフトアップされるタイミングで下廻りの状態を見てもらうのも良いのかと思います。

こちらのお車も長く乗りたいとの事でしたので、外装を含めて今後のメンテナンスご相談もお待ちしております。

施工依頼ありがとうございました。