120プラド車検前にラダーフレームの弱っている(サビ腐食穴)箇所を切り落として溶接修理
こちらのお車は普段の使用が道外で、定期的に北海道に持ってきているようです。札幌のディーラーさんで車検を受ける前に修理入庫となりました。
入庫時に作業箇所の確認・お見積りができなかったので、翌日にお電話で作業箇所の確認と打ち合わせをさせていただきました。施工期間の目安も決定したので、予定に間に合うよう作業を進めます。
サビ修理作業箇所は、左フロントタイヤの裏側付近です。
他に予備軍箇所はありますが、今回はサビ腐食穴が空いている箇所の修理となります。
まずはサビ腐食穴周辺の鉄板が弱っている部分までを大きく切り落として、新たな鉄板を製作して貼り付け・溶接する準備をします。
土台となる鉄板部分(元ラダーフレーム自体)の強度が落ちてしまっていると、新たに貼り付ける鉄板が厚くて強度があっても意味が無いので、結構な範囲になりました。
元の形状に合わせて新たな鉄板を製作して、貼り付け・溶接します。
ある程度の強度が必要なので、鉄板と言うよりも鉄骨のようです...また、補強パイプの取り付け部もあるので、しっかりと位置合わせして製作しました。
溶接を終えたら、シーリングして錆止め塗装します。
仕上げに、防錆アンダーコートを塗装します。
他にリアホーシングの腐食などもありますが、ディーラーさんでの作業という方向で打ち合わせ済みなので、ラルフでの作業はここまでとなります。
遠方よりのご依頼でお引き渡しご来店が無いのは残念ですが、今後も修理は必要になると思いますので、またのご相談お待ちしております。
施工依頼ありがとうございました。